COMPUTEX 2010 開催前日、 ASUS から Eee Pad の開発が発表されました。 発売になるのは一年くらい先、 来年の第1 四半期とのことです。 (写真は 12インチタイプ EP121、 engadget.com の記事より)
12インチの EP121 は、 Windows 7 Home Premium 搭載でキーボードも組み付けることができるとのこと。 iPad より間違いなく重いはずなので電子ブックリーダーに使うには腕がつらいところですが、 Windows 用のアプリが何でも使えるところが魅力になります。
10インチの EP101TC は iPad と同じくらいのサイズと重さ。 ただし、 Windows CE (正式名は Windows Embedded Compact 7) なので、 使えるソフトは限られてきます。
先日は、 SONY が Android タブレットを出すと報じられ (個人的には、 iPad との差別化のために地デジを搭載してくるんじゃないかと根拠無く予想)、 これで、 Kindle や SONY Reader のような軽量の読書専用機から、 ほどほどの重さでほどほどのアプリが使える iPad や WindowsCE、 Android、 そして Eee Pad EP121 のような実体はフルスペックのパソコンまで、 選択の幅が広がることになります。 一年先には、 電子ブックリーダー選びが面白い (悩ましい?) ことになっていそうです。
(2010/6/2 追記)
MSI からも、 Wind Pad が発表されていました。 (写真は WindPad 100、 Test Informatique, Portables の記事より。)
Wind Pad も Windows 7 搭載機と Android の 2機種。 ASUS と違って、 どちらも 10インチ。 個人的には、 カバンに入れやすいサイズの 10インチの方がいいかなぁ。
ただ、 Eee Pad も Wind Pad も、 ワイド液晶なんですよね。 たぶん 16:9 なんでしょう。 本の感覚で小説などを読むには、 画面が細長すぎてちょっと違和感がありそうです。
※ 横を 16 として縦の長さを比べてみると、 昔の 4:3 の方が本に近い。
ワイド 16 : 9
本(紙) 16 : 11.3
昔のTV 16 : 12
(2010/6/3 追記)
今日の ITpro の記事によると、 ASUS Eee Pad EP121 の画面は 1366x768で、 別体のキーボードにはバッテリーだけでなく 500GB の HDD まで搭載していて、 本体と合わせて 1.8kg 以下だとのこと。