カテゴリー「-プログラミング ( 開発プロセス )」の63件の記事

2012年2月24日 (金)

Visual Studio 11 beta は Windows 8 beta と同時リリース! なんと、 TFS に Express 登場!!

20110224_vs11beta01a

2月29日の Windows 8 βの登場に合わせて、 Visual Studio 11 のβも出て来るのではないかと噂されていましたが、 Microsoft のサイトに公式に載りました。

Win8DP→βでは、 Metro スタイルアプリの API (WinRT) に手が加えられると予想されていましたから、 一緒に Visual Studio も出してくれないと、 困っちゃうことになるのでした。

20120224_vs11beta02b

そして、 今回の発表の目玉は。 Express エディションの詳細が明らかになったこと。 なんと、 Team Foundation Server の Express があります! 5ユーザーまでの TFS が無償で使えるようになります!!

具体的には、 "Coming Soon: TFS Express" (bharry's WebLog, 2012/02/23) によると、 TFS Exp. では次のような機能が提供されるようです。

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2011年11月12日 (土)

[本] アジャイルサムライ ~ アジャイルマインドの伝道書

・ 公式サポートページ: GitHub - agile-samurai-ja/support
・ 参考書籍一覧: Amazon インスタントストア
《Amazon》 アジャイルサムライ

アジャイルサムライ −達人開発者への道−
Jonathan Rasmusson (著)   
2011/7/16
ISBN-13: 978-4274068560

 
この本には、 アジャイル開発プロセスの全ては書いてありません。 誰のために、 何のために、 どうしてアジャイルするのかを伝える本です。 もちろん、 「どうする」 の部分についても、 明日からの航路を自信を持って決められる程度にはざっくりとプラクティスの紹介がされていますが、 それはこの本の目的ではありません。
また、 この本は先に読み終えた何人もの方から、 読みやすいと聞かされていましたが、 たしかにそうです。 理詰めではなく、 "Feeling, don't think."(考えるな、感じるんだ!) の世界の本に思えます。 が、 しかしそう見せかけていて、 実は、 なぜそうすべきかを考えさせる本になっています。

第I部第1章の冒頭、 つまり本編の一番最初の一文

お客さんにとって価値ある成果を毎週必ず届けたいと思ったら、どうすればいいだろう?

第V部第15章の末尾、 つまり本編の一番最後の文章

・ 毎週、 価値ある成果を届けられているか?
・ たゆまぬ改善のための努力を惜しまず続けているか?
この2つの問いへの答えが「イエス」なら、 君はアジャイルだ。

なんのためにアジャイルソフトウェア開発をするのか、 という一文で始まり、 そのために改善し続けるのがアジャイルな開発者だ、 と宣言して締めくくられます。 それはつまり、 アジャイルソフトウェア開発の精神を伝えようとする本だということでしょう。 いわばアジャイルマインドの伝道書です。 その間に挟まれた本編は、 大事なことではありますが、 しかし枝葉です。 本質を踏み外さない限り、 取捨選択したり改善したりと自由に変えられる部分です。 この本を読む人には、 各章をこなす毎に冒頭と末尾の文を読み返してもらって、 なぜそうするのかを考えてほしいと思います。

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2011年10月11日 (火)

[MEMO] ファンクションポイントの算出法、あれこれ

■ 正規のファンクションポイント算出法

◇ IFPUG 法
参考URL: http://www1.ocn.ne.jp/~matsuo3/words/fp1.htm http://www.kiis.or.jp/spoken/ksh/98jisseki/fp.htm

+ 世界共通のマニュアルがあり、安定した数値が得られる。 (日本ファンクションポイントユーザ会 http://www.jfpug.gr.jp/ )
- データベース設計とデータ入出力の設計がすべて終わっていないと、算出できない。
※ メモ: 実際の数値の扱いにおいては、未調整FPと調整済FPの違いに留意すること。

ファンクションポイントと言えば IFPUG 法なわけですが、 しかしこれはウォーターフォールで言えば「製造」行程以降の見積もりにしか使えません。
もうすこし手前の段階で FP を概算したり推定したりできないだろうか、 そういう試みが色々となされています。

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2010年10月24日 (日)

アジャイル開発を失敗させる 7つの大罪

これは面白い

@ryuzee (Ryutaro YOSHIBA): マイクコーン氏による、アジャイル開発(を失敗させる)7つの罪について。 / Cohn-Agile-and-Deadly-Sins-of-Project-Management.pdf?1273688098 http://htn.to/863nfc
( 10月24日 6:22 AM )

紹介された Mike Cohn 氏のスライド "Agile and the Seven Deadly Sins of Project Management" ( May 14, 2010 付け PDF )  は、 プロジェクト運営における 「7つの大罪」 について、その定義・現象・結末を述べています。

20101024_seven_sins_of_project_mana

7つの大罪の定義だけ、思いっきり意訳 f(^^;

1. Gluttony
すべてのパラメーター (スコープ、スケジュール、リソース、
品質) の固定 (全てを食べようとする)
2. Lust
機能に対する激しいか際限の無い渇望
3. Sloth
どんなときにも高い品質の仕事をすることに失敗する
4. Opaqueness (不明瞭)
プロジェクトの進捗、品質または他の属性を不明瞭にする
5. Pride
製品を完成させるための全てを知っていると信じている
6. Wastefulness (浪費)
重要なリソースの誤用
7. Myopia (近眼)
自身の仕事の先を見ない

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2010年9月26日 (日)

[岡崎図書館サイバー冤罪事件] MDIS って CMMI 認定を受けてる優秀なソフトウェア開発会社なんでしょ?

岡崎図書館のシステムを開発・納品した三菱電機インフォメーションシステムズ (MDIS) の Web サイトを見ると、 会社プロフィールのページに資格等として CMMI の認定を受けていると書いてあります。

  • CMMI レベル3 達成   
    • 鉄道(2009年7月認定)   
    • 金融(2007年7月認定)   
    • 電子政府(2004年9月認定)   
    • 通信/交通/航空(2004年7月認定)   
    • 流通サービス(2003年7月認定)
  • CMMI レベル5 達成   
    • 公共システム(2006年3月認定)

とくにレベル5については、 「プロセス改善活動への取り組み」 のページでその賞状の写真を掲載して誇っています。 (写真を転載しておきます)
20100926_mdis_cmmi5

このことから、 MDIS 社の開発したソフトウェアに大きな不具合など無いはずだと思ってしまう人もいるようですが…

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2010年8月30日 (月)

[MEMO] エンタープライズアジャイル開発宣言

誰も書いてないみたいなんで、メモ f(^^;

すごいものが出てきました!! (w

> Manifesto for Half-Arsed Agile Software Development
Halfarsedagilemanifesto

アリスター・コーバーン氏とか、 けっこうバカ受けですw

TotherAlistair: ROTFL http://www.halfarsedagilemanifesto.org/ Who wrote? #anonymouscoward? props and cheers in all cases! :) [ http://twitter.com/TotherAlistair/statuses/22413153478 ]
※ ROTFL - Rolling on the floor laughing|大爆笑、笑い過ぎて床で転げ回る
※ Half-Arsed - おまぬけな、 馬鹿丸出しの

# 的を射すぎていて笑えない、という話も f(^^;

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2010年3月 7日 (日)

Eclipse から TFS2010 を使う! ~ "Eaglestone"

Microsoft が Teamprise Client Suite を買収したというニュースが昨秋流れましたが、 3月 3日付けで新しい製品のβ版が公開されました。 ⇒ codename "Eaglestone" ~ Eclipse plug-in and cross-platform command-line client for Visual Studio 2010 Team Foundation Server
# 本名、 長過ぎですw

かおるんさんが、 実際にこの Eaglestone を入れた Eclipse から TFS2010beta に接続してみた記事をブログに書かれています。 ⇒ かおるんダイアリー: TeamFoundationServer 2010 のチーム・プロジェクトに Eclipse からアクセスする (2010年03月06日)

その記事中の画面キャプチャ、 上半分は Eclipse、 下半分は Visual Studio 2010 beta で、 どちらにも TFS 2010 に格納されているユーザーストーリーが表示されています。

これで、 たとえばサーバー側は Java で、 クライント側は .NET Framework で開発するような場合でも、 迷うことなく Team Foundation Server が使えますね。 ( あ。 Eclipse 側の TFS クライアントライセンス料が問題になるかも… )


※ 関連
[TFS] VB6 等から TFS 2010 を使うツール、 beta 版リリース
[TFS2010] とりあえずメモ ~ SCRUM For Team System / TFS Power Tools beta2 リリース
[MSFv5] Scrum の解説が MSDN ライブラリーに
  ※ 注) SCRUM For Team System と MSF Agile v5 は別モノです。
[.NET] TFS 2010 beta2 日本語版 ~ クライアント OS へのインストールと構成

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2010年2月21日 (日)

Re: おそらく多くの VSS は 6.0(d) のはず

kkamegawa さんとこから。

新日々此何有哉: Visual Source Safe から TFS 2005 への移行
2010-02-20

移行するには VSS 2005 にアップグレードしてからになります。 おそらく多くの VSS は 6.0(d) のはずです。 まずは VSS 6.0d、続いて VSS 2005 にアップグレードしてから移行作業を始めます。

ぇえっ! 世の中そんなもん!? (@@;
VSS6.0 ってとっくに賞味期限切れてるのに。

マイクロソフト プロダクト サポート ライフサイクルのページから、 無償サポート終了日 (カッコ内は有償サポート終了日) を抜き出しておくと。

Visual SourceSafe 6.0: 2007/07/10 (2009/07/14)
Visual SourceSafe 2005: 2011/04/12 (2016/04/12)

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2009年12月 9日 (水)

[MSFv5] Scrum の解説が MSDN ライブラリーに

先月 VS2010 beta2 (J) が出たときにはまだ無かった Scrum についてのドキュメントが、 MSDN ライブラリーで公開されていました。

・ 日本語版 (でも、あいかわらず機械翻訳は読めたもんじゃ…)
MSDN ライブラリ: MSF アジャイル ソフトウェア開発の v5.0 の ~ スクラム

・ 英語版
MSDN Library: MSF for Agile Software Development v5.0 - Scrum

まだ細部で空白のページが残ってるけど、 だいたい揃ったのかな。
Scrum の偉い人、 チェックしてやってくださいまし。

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2009年11月16日 (月)

[MSF] 今のうちに MSF v4.x のドキュメントをダウンロードしておこう

Visual Studio 2010 beta2 の日本語版が公開されたので、 いよいよリリースが近づいてきたなぁと感じますね。 ( 今のところ、 あと 4か月ちょっとくらい? )

Microsoft Solution Framework ( MSF ) は、 VS2005 で v4.0 がリリースされ、 現在の VS2008 では v4.2 になってますが、 バージョン番号の通りで大きな変更はありませんでした。 ところが、 こんどの VS2010 と供に出てくるのは MSF v5.0 となります。 かなり大きな変更があるようです。

MSF v5.0 のドキュメントは、 MSDN ライブラリーで公開されるそうです。 今のところ Beta 2 ってことで、 原文でも部分的にしかドキュメントが存在しません。 ( 正式リリースに向けて、 追加されていくのだと思います。 )

すると、 MSDN ライブラリーのドキュメントが揃うまではどうすりゃいいのよ、 って問題が出てきます。 とくに日本語版は、 翻訳の都合で VS2010 正式リリースから遅れる可能性が懸念されます。

じつは、 Microsoft の社員や、 それに近い人のブログで MSF v5 の情報がちょっとずつ書かれてたりします。 英語ばかりですが、 まぁそれは Beta という時期的にしょうがないとして…
それらの記事を見ていると ( 英語なので読めません。 眺めるか翻訳作業をするかのどちらかですw )、 たいていが v4.x との相違点という言及のしかたです。

ということで、 現時点では、
・ MSF v5 の情報は英語を漁るしかない。
・ MSF v4.x の知識が前提として必要になる。

つまり。 今、 MSF v5.0 に興味のある人は、 旧バージョン v4.x のドキュメントをダウンロードしておきましょう !
※ 久しぶりに MS のサイトで MSF のドキュメントを探してみたら、 なんだか相当減っている感じです。 VS2010 が正式リリースになったら、 ほとんど消されちゃうんじゃないかしらん。

以下、 MSF for Agile Software Development に限定して、 リンクをいくつか。

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