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2017年7月の2件の記事

2017年7月30日 (日)

【#UWP】 どこでも掴んで動かせるウィンドウを作る

Window.Current.SetTitleBar(draggableGrid);
↑これだけで、 指定した UI コントロール (ここでは Grid) をマウスで掴んでウィンドウを動かせるようになります。

いやぁ、 SetTitleBar は以前から知ってたんですけどね。 てっきり本来のタイトルバー領域内だけでしか有効にならないと思い込んでました (汗;

画面いっぱいの Grid に適用してやれば、↓ごらんの通り (クリックして拡大するとアニメGIF)。 合わせて、 描画領域をタイトルバーに押し出してやるのと、 Fluent Design の Acrylic Effect も使ってます。

20170729_draggablewindow01anime
※ クラウディア画像: © 2011 Microsoft Corporation All Rights Reserved.

ウィンドウの中をマウスでドラッグして、 ウィンドウを動かせます。 上の動画では分かりませんが、 タイトルバー扱いなので、 右クリックするとタイトルバーと同じコンテキストメニューが出ますし、 ダブルクリックするとウィンドウが最大化します。

SetTitleBar したコントロール (および、 その中に置いたコントロール) には、 触れません。 ボタンやテキストボックスなどを触れるようにするには、 SetTitleBar するコントロールとは別のビジュアルツリーに入れてやります (次のコード)。

<Grid x:Name="rootGrid">
  <!-- タイトルバー扱いする Grid -->
  <Grid x:Name="draggableGrid"  Background="……省略……"/>

  <!-- 操作可能な UI を置くための Grid -->
  <Grid x:Name="contentGrid" Margin="20">
    <StackPanel HorizontalAlignment="Center">
      <ToggleSwitch Header="ToggleSwitch" />
      <TextBox Header="TextBox" TabIndex="0" />
    </StackPanel>
  </Grid>
</Grid>

※ なお、 このコードでは Windows 10 1703 (15063) でも Acrylic Effect が有効になるようにするため、 面倒なことをしています。 1709 (仮) 以降でよければ、 Acrylic Effect は XAML で属性を指定するだけです。

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2017年7月 1日 (土)

【#UWP】入門書 「UWP アプリ開発 101」 第2版 (VS2017 対応) 好評発売中です

UWP101

「UWP アプリ開発 101 (one oh one)」

Windows Forms 開発者のための
C# / XAML による UWP アプリ開発入門
第2版 (Visual Studio 2017 対応)

(A4換算で約200ページ)

この本は、 2~3日間の研修を想定して作成したテキストです。 Windows Forms 開発者にとっては馴染みの薄いデータバインディングやデータテンプレートなどに重点を置いて解説しています。
※ Xamarin ではなく、MS 純正の UWP アプリ開発方式の方です。

2017年 7月に第2版となりました。 Visual Studio 2017 対応版です。 無償の Visual Studio 2017 Community を使って演習していきます。

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どちらも定価 700円ですが、
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UWP アプリ版は、Windows 10 Mobile でも読めます。
HoloLens や Xbox One でも OK ♪
20170206_uwp101_02

 

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