【ユニバーサル Windows アプリ開発】MVA無料講座の紹介 ~「Windows 10 に挑戦!」編 #windev_jp
Microsoft Virtual Academy (MVA) は、 無償のオンライン トレーニングを提供している Microsoft のサイトです。 動画コンテンツですが、 動画ファイルをダウンロードできるので、 いつでもどこでも (通勤電車の中でも!) 受講できます。 ユーザー登録をしなくても 5 つまでは閲覧することができますので、 まずは気軽に覗いてみてください。
『「気楽に始めよう!」編』 では、 Visual Studio 2013 で Windows 8.1 用の Windows ストア アプリ開発 (および、 iOS / Android とのクロスプラットフォーム開発) のコースを紹介しました。
今回は、 いよいよ Windows 10 のアプリ開発に挑戦してみようという人のためのコースを紹介します。
Windows 10 のユニバーサル Windows アプリ (UWP アプリ) 開発は、日本語資料に乏しく、 プラットフォーム (Windows 10) も Visual Studio 2015 も (現時点では) 未完成なので、 ちょっとハードルが高いです。
- de:code 2015 キーノート
5/26~27に開催された de:code 2015 のキーノートの録画 (コース視聴時間 2時間19分) - Visual Studio 2015 における統合開発環境の進化
VS 2015 の新機能紹介 (68分、PDF 資料ダウンロード可) - クロスプラットフォーム開発環境 Visual Studio
VS 2015 によるクロスプラットフォーム開発の概要 (17分) - Best of Build and Windows 10
開発者必見の Build 2015 のセッション集 (6時間7分、英語、PPT 資料ダウンロード可) - A Developer's Guide to Windows 10
Windows 10 向け UWP アプリ開発の (おそらく現時点で唯一の) 公式情報 (14時間6分、英語 + 英語字幕、PPT 資料ダウンロード可)
■ de:code 2015 キーノート
5/26~27に開催された de:code 2015 のキーノートの録画 (日本語)
コース視聴時間 2時間19分
⇒ MVA のサイトを見る
de:code 2015 のキーノートでは、 Windows 10 の新機能や Windows 10 用のユニバーサル Windows アプリ開発について、 興味深い発表や概要説明がありました。
まずはこのキーノートを見て、 Windows 10 用のユニバーサル Windows アプリ開発で出来るようになることを知りましょう。
※ 内容としては、 Build 2015 (後述) で発表されたもののエッセンスです。 でも、 日本語での情報発信はありがたいものです。
こちらの↓記事もどうぞ♪
@IT: 特集:Build 2015:全ての開発者が押さえておくべきマイクロソフトの最新技術動向
@IT: 徹底予習! Windows 10のユニバーサルアプリ開発
■ Visual Studio 2015 における統合開発環境の進化
VS 2015 の新機能紹介 (日本語)
68分、 PDF 資料ダウンロード可
⇒ MVA のサイトを見る
新環境での開発に取り掛かる前に、 Visual Studio 2015 の新機能を見ておきましょう。
リファクタリングの強化や自動プロファイル機能など、 知らないと損をする新機能が山盛りです。
こちらの↓記事もどうぞ♪
@IT: Visual Studio 2015の新機能をプレビュー版で見てみよう
@IT: Visual Basic 14の新機能ベスト10~もう「VBだから」とは言わせない!
■ クロスプラットフォーム開発環境 Visual Studio
クロスプラットフォーム開発の概要 (日本語)
17分
⇒ MVA のサイトを見る
VS2015 で可能なクロスプラットフォーム開発の概要です。
クロスプラットフォーム開発や他プラットフォームからの移植を考えている人は、 ぜひどうぞ。
■ Best of Build and Windows 10
開発者必見の Build 2015 のセッション集
6時間7分、 英語、 PPT 資料ダウンロード可
⇒ MVA のサイトを見る
最初に挙げた de:code 2015 キーノートでは物足りないという人へ。 技術的に詳しい内容は、Build 2015 で解説されました。 このコースは、 その中から Windows 10 開発に関連したセッションを選り抜いたものです。
英語のみで字幕もないので、 英語のヒアリングが得意じゃなければかなり辛いです。 でも、 PowerPoint の資料をダウンロードできますから、 それを読むだけでもいろいろ分かります。
01. Introducing the Windows 10 App Model (56分)
02. Windows + Open Source Software (48分)
03. Microsoft Edge: Introducing the New Browser and Web App Platform for Windows 10 (67分)
04. Developing Universal Windows Apps in Visual Studio 2015 (68分)
05. Game Developers: Get the Most Out of Windows 10 (65分)
06. Internet of Things Overview (63分)
■ A Developer's Guide to Windows 10
Windows 10 向け UWP アプリ開発の (おそらく現時点で唯一の) 公式情報
14時間6分、 英語 + 英語字幕、 PPT 資料ダウンロード可
⇒ MVA のサイトを見る
MSDN サイトにもまだ出ていない、 Windows 10 向け UWP アプリ開発の解説です。
以下に掲げるインデックスを見ていただくとお分かりになる通り、 開発に必要な技術の全体を網羅しています。 「これは必見!」…と言いたいところなんですが、 英語で 14時間はキツいです (英語字幕がある分、 上の Build 2015 よりずいぶんマシですけど)。
とりあえずパワーポイントの資料をダウンロードしてみて、 それだけでは分からないところを動画で確認する、 といった学び方が良さそうです。
01. The Universal Windows Platform (60分)
02. MStore & Monetization (37分)
03. XAML Controls (63分)
04. XAML Data binding (40分)
05. XAML performance (30分)
06. Adaptive design (38分)
07. Adaptive UI (37分)
08. Adaptive Code (37分)
09. File Management (39分)
10. SQLite Local Database (36分)
11. App-to-App Communication (28分)
12. Localizing your app (30分)
13. Application lifecycle (31分)
14. Background execution (39分)
15. Application Services (29分)
16. Microsoft Web Platform (42分)
17. Connected Experiences (28分)
18. Navigation (29分)
19. Networking and Cloud Services (48分)
20. Live Tiles (53分)
21. Porting 8.1 Apps to Windows 10 (33分)
22. Sharing and Drag-and-Drop (39分)
■ 最後に
Windows 10 用の開発環境は (プレビュー版だけど) 揃ってきた。
開発方法の情報も (英語だけど) 詳しいものが出てきた。
よし、 やってみよう❢
はい、 もちろん私もすでにいろいろコードを試しています。
でも、 残念なことに、 Win10 の UWP アプリ用 API (Windows ランタイム) を使ったアプリには、 まだ 「Go-Live」 ライセンスが下りていないのです。 ですから、 開発したアプリを実運用に使うことは (まだ) できません。
まぁ、 Windows ストア自体が、 まだ Win10 向けのアプリを受け付けてくれないので、 配信しようもないのですけどね。
Windows 10 への無償アップグレードが一般向けに開始される 7 月 29 日までには、 Win10 用 の UWP アプリが公開可能になると思われます。
Microsoft からのアナウンスに注意しておきましょう。
※ このごろ blog や twitter で重要な情報を流してくれることが多いのでチェックが大変ですけど f(^^;
それでは、 Windows 10 のユニバーサル Windows アプリ開発を楽しみましょう♪
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