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2014年8月の6件の記事

2014年8月29日 (金)

【Windows ストア アプリ】7月の認定要件の変更: アプリ内購入の説明が必須に #win8dev_jp #wpdev_jp

Windows ストア向けアプリ認定要件の先月の改訂 (2014/7/29付け) で、 アプリ内購入の説明が必須になっています。

新しく 4.7.3 が追加されました。
20140829_winstore07a

4.7.3 アプリの説明には提供するアプリ内購入の種類と価格帯に関する情報を含めなければならない
(原文) 4.7.3 Your app description must include information about the types of in-app purchases offered and the range of prices

(2014/9/17 追記)
Phone でも、 7/28付けの改訂で同様の変更が入って、 2.1.4 が追加されていました。
20140917_phonestore01a

2.1.4 アプリの説明には、提供されるアプリ内購入の種類、および価格範囲に関する情報を含める必要があります。
(原文) 2.1.4 Your app description must include information about the types of in-app purchases offered and the range of prices.

「提供する/されるアプリ内購入の種類」 (the types of in-app purchases offered) というのが、 ちょっと分かりませんね。 消尽型かどうか、 なんてのは開発側の都合なんで、 それを指しているとは思えないですし。

MS謹製アプリの例 (次の画像は「Secrets And Treasure: The Lost Cities」) を見ても、 価格帯は書いてあるけど、 種類は書いてないっぽい。
※ ひょっとすると 「optional」 かどうか、 ということかも。 ゲームならクリアするのに必須かどうか。

20140829_winstore01a

MS謹製アプリで、 日本語のアプリ内購入の説明を見つけたら、 教えてくださいまし m(_`_)m

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【Windows ストア アプリ】4月の認定要件の変更により、これまでに 1,500本以上のアプリが削除された #win8dev_jp

なぜかいきなりこんなニュースになりました。
例: ITmedia エンタープライズ 「Microsoft、アプリの認定条件を改訂 違反アプリ1500本を削除

このタイトルでは、 認定要件を改訂していきなり 1500本のアプリを削除した、 …みたいに思えます。
が、 記事本文を熟読してもらえば、 要件改訂は過去のことで、 それから現在までに 1500本のアプリを削除してきた、 ということが分かります。 また、 本文には 「違反を指摘されながら変更の指示に従わなかった」 ものを削除したとあり、 いきなり消したのではないことも分かります。

以下、 経過を紹介します。

■ 4月にあった認定要件の変更

更新日付は、 4月 10日です。
ですから、 4月 10日以降に審査に通ったアプリは、 心配する必要はありません。

この件に関する変更箇所は、 次の画像に示す 1箇所のみです。

V5.0 認定の要件 (2014/1/23)
20140829_winstore02a

V6.0 認定の要件 (2014/4/10)
20140829_winstore03a

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2014年8月13日 (水)

【Windows Phone 開発】 ユーザー レビューに返信できるようになった!! #wpdev_jp

BUILD 2014 で発表されて以来、 待ち望まれていた機能が、 Windows Phone の DevCenter で今日から解禁!!
さっそくやってみたので、 その実際を紹介します。

4月 2日の 「Building Apps for Windows」 blog で、 次のようなアナウンスがありました。

Also, by popular demand, we’ll soon be piloting a program through which developers can directly respond to app reviews to address potential confusion or other issues that may be hurting their ratings. These are just a few of the new Windows Store features being detailed this week during BUILD.

[仮訳]
さらに、ポピュラーな要求によって、 レイティングを傷つけているかもしれない潜在的な混乱あるいは他の問題を解決するために、 アプリのレビューに開発者が直接応答することができるプログラムを、 私たちは直ちに試運転し始めます。 これらは今週、 BUILDを通じて詳しく述べられる新しい Windows ストアの機能の、ほんの一部です。

この発表の中では、 Windows ストアなのか Windows Phone ストアなのか明確に述べられていませんが、 おそらく両方でしょう。 しかし、 いきなりリリースせずに、 パイロット プロジェクトとして、 Windows Phone 開発者のごく一部 だけに使ってもらうところからスタートしました。

そして今日、 とうとう一般の Windows Phone 開発者に公開されました!
※ 詳しくは、 「Building Apps for Windows」 blog の 8月 12日付けの記事 「Respond to reviews and PayPal payout option available to more Windows Phone developers」 を参照

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【WP8.1】中華フォント対策はどれがいいか? ~CultureInfo.CurrentUICulture の仕様が変わっていた件 #wpdev_jp

Windows Phone 8.1 の Windows Runtime アプリになっても、 あいかわらず 「中華フォント問題」 の対策が必要です。
それには、 App クラスの中で Frame を生成した直後に、
rootFrame.Language = ???
と設定してやればいいんです。 が、 問題は 「???」 をどう書くか?

3通りの書き方があります。
どれがいいんでしょう? 順番に見ていきましょう。

例として、 英語と日本語に対応したアプリを考えてみます。
※ 英語アプリで日本語のコンテンツを表示して審査に通るのか、 って問題は、 とりあえず横に置いときます f(^^;

日本語環境では日本語の UI を、 それ以外の環境では英語の UI を表示するものとします。
つまり、Package.appxmanifest の [既定の言語] を 「en-US」 にし、
/Strings/en-US/Resources.resw

/Strings/ja-JP/Resources.resw
を用意します。

それでは…

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2014年8月11日 (月)

【 #VS2013 】アカウントの画像を変更する方法

Visual Studio 2013 の右上に表示される、 アカウント名と (デフォルトでは) イニシャルの赤い画像が、 けっこう不評なようですw

簡単に変更できますよ~♪

20140811_vs2013_08a_2

デフォルトは、 こんなふう↓でした。

20140811_vs2013_00a

私は MS アカウントを横文字で登録してあるんで、 これでも気にならないんですが f(^^;
変更してみましょう。

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2014年8月 2日 (土)

【Metro TIPS #85 補講】 アセンブリのバージョン番号を取得するには?[ユニバーサルWindowsアプリ開発]

@ITの記事では軽く触れただけのネタ。

WinRT/Metro TIPS:アプリのバージョン番号を取得するには?[ユニバーサルWindowsアプリ開発]」 の注 *8 で、次のように書きました。

(AssemblyInfo クラスに) 記述するバージョン番号はアセンブリ(.exe/.dllファイル)ごとに付けられるもので、リフレクションを利用して取得することも可能だ(アセンブリのTypeInfoオブジェクトを取得し、そのAssemblyプロパティのCustomAttributesプロパティを列挙する)。

実際のコードは、例えば↓こんなふうになります。

public class AssemblyInfoData
{
  public string Title { get; set; }
  public string Version { get; set; }
  public string FileVersion { get; set; }
}

public class AssemblyInfoLoader
{
  public static AssemblyInfoData GetFrom(Type targetType)
  {
    var assembly = targetType.GetTypeInfo().Assembly;
    return new AssemblyInfoData()
      {
        Title = assembly.GetCustomAttribute<AssemblyTitleAttribute>().Title,
        Version = assembly.GetName().Version.ToString(),
        FileVersion = assembly.GetCustomAttribute<AssemblyFileVersionAttribute>().Version,
      };
  }
}


ただし、GetTypeInfo() メソッドを使うため、 冒頭に using System.Reflection; が必要です。

これで、例えば App クラスが含まれているアセンブリ (通常はアプリの .exe ファイル) のバージョン情報が欲しければ、

var data = AssemblyInfoLoader.GetFrom(typeof(App));

として、 AssemblyTitle・AssemblyVersion・AssemblyFileVersionが取得できます。

Ex02a

Ex01a

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