Visual Studio／.NET Framework／WinRT のバグレポートを Visual Studio から提出して楽をする #vs2012 #vs2013

Connect にバグレポを出す

1. Microsoft にバグレポを提出するサイト「Connect」を覗いてみる
2. Visual Studio／.NET Framework／WinRT のバグレポートを MS Connect に提出する
3. Visual Studio／.NET Framework／WinRT のバグレポートを Visual Studio から提出して楽をする (この記事)

Connect でバグレポートを提出するとき、開発環境の細かいバージョンを調べていちいち書くのはめんどくさいものです。
Visual Studio フィードバック ツール (VSFT) を使うと、そのへんは楽ができます。

VSFT は、Visual Studio 2012 / 2013 のメニュー [ツール] - [拡張機能と更新プログラム] から [オンライン] で「フィードバック」を検索すると見つかるので、それをインストールします。

※ [拡張機能と更新プログラム] ダイアログで VSFT を検索したところ (VS2013Ult)

ただし、VS2013 の Express では、インストールはできる (次の画像) のですが、バグレポートは提出できないようです (Connect にバグレポ済み)。

※ VS2013Exp にも VSFT がインストールできた (でも、動かない)

VSFT でバグレポートを提出するには、Visual Studio の右上にある「吹き出し」アイコンをクリックし、次の画像のように出てきたメニューの一番下の [バグの報告] をクリックします (または、メインメニューの [ヘルプ] - [フィードバック] -  [バグの報告] )。

※ 右上の吹き出しアイコンから出てくる [バグの報告] メニュー (VS2013Ult)

すると、VSFT が立ち上がって、ダイアログが出てきます。

※ VSFT の最初の画面 (VS2013Ult)

※ VSFT の最初の画面 (VS2012Exp)

この最初の画面では、特に理由のない限り、既定値の [プライベート] を [パブリック] に変えてから次へ進みます。

次の画面でバグレポートの内容を記入し、必要ならスクリーンショットやファイルを添付してから、[送信] ボタンでバグレポートを提出します。

※ VSFT の2枚目の画面 (VS2013Ult)

記入する欄は、タイトルと説明の 2つしかありませんが、説明欄には画像に見えている通りに次の 4つの見出しを付けて書いた方がよいでしょう。

【問題の詳細な説明】
【問題の再現手順】
【期待していた結果】
【実際の結果】

記入するときの注意事項は、前回の記事をお読みください。

ダイアログの下には [添付ファイル] の欄があって、自動的に数個のファイルが添付されています。これらのファイルに Visual Studio のバージョン情報などが含まれているので、記入するのは説明欄だけで OK というわけです。
なお、これらのファイルは、ユーザーごとのフォルダーの AppData\Local\VSFeedbackTool\Feedbacks の下に一時的に作成されています (送信すると消える)。

また、ここで添付したファイルは全て非公開になってしまい、あとから変更できないようです。
みんなに見てもらいたい画面キャプチャなどは、提出後にあらためて Web からファイルをアップロードした方が良いでしょう。