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2009年11月15日 (日)

[.NET] TFS 2010 beta2 日本語版 ~ クライアント OS へのインストールと構成 (その1)

Visual Studio 2010 beta2 が入ったので、 次は Team Foundation Server 2010 beta2 日本語版を、 Nanami ちゃん ( Windows7@EeePC1000H ) にインストール。 2010 からは、 クライアント OS にもインストールできるようになってます。
…これまた、 難しいところは何も無いし、 何もトラブルを起こさないので、 なんも書くことがありません。

2008 までの TFS と比べると、 月とスッポン、 天国と地獄w
これが、 ドメインに参加してるサーバーだと、 アクセス権絡みでなにか面倒なことがあるのかもしれませんが、 SharePoint 抜きのクライアント OS に入れる分には、 何も考えずにデフォルト設定で進めていって、 すんなり入っちゃいました。
VSS を使い続けている人でも、 これは試してみるべきですよ。

なお、 インストールディスクの中に windowsXPsp_help.htm ってドキュメントが入ってまして、 「XP に入れたきゃ SP2 にしときな!」 ( 意訳 ) って書いてありました。 beta 1 のときに、 うっかり XP SP3 に入れちゃったんだけど、 動いてあたりまえだったのね f(^^;

さて。 インストールが終わると、 構成ウィザードが立ち上がります。

これも、 サーバー OS に入れたなら、 SharePoint 絡みでもうすこし選択肢が多いんじゃないかと思いますけど、 クライアント OS の場合はこんなふう。
20091114_tfs2010wizard_01
※ ( 11/17 追記 ) Windows Server に入れたときは、 「標準の単一サーバー」 という選択肢が増えます。 ⇒ 新日々此何有哉: TFS 2010 Beta2 Basic編

構成ウィザードには、 大きく分けて 2つのメニューがあります。 ( 画面左側 )
Team Foudation Server の構成」 と 「Team Foudation ビルド サービスの構成」 です。 このうち、 ソースコード管理を使うには 「Team Foudation Server の構成」 だけやればいいです。

「Team Foudation Server の構成」 の右側に出ている説明文 ( 上図 ) は、 さっぱり理解できないので、 その下位レベルの 4つの選択肢を見てみましょう。
※ MSKK さん、 RTM までには直してね  f(^^;

まず、 「基本」 ウィザード。
20091114_tfs2010wizard_02

このウィザードの詳細
基本ウィザードを使用すると、 Team Foundation Server の重要な開発サービスをインストールできます。 このウィザードでは、 SQL Express をインストールしたり、 既存の完全な SQL Server を使用したりできるため、 小規模チーム ( クライアント OS ) から大規模チーム ( サーバー OS ) まで対応できます。

次の記述の 1 つ以上に該当する場合、 このウィザードは適していません:
・ SharePoint 統合を構成する。
・ レポートの統合を構成する。
・ 詳細な構成オプションまたは既定以外の設定を使用する必要がある。

ふたつめ、 「詳細」 ウィザード。
20091114_tfs2010wizard_03

このウィザードの詳細
詳細ウィザードを使用すると、 Team Foundation Server のすべてのインストール オプションを非常に柔軟に構成できます。

Windows Server およびクライアントのオペレーティング システムでサポートされます。

三つめ、 「アプリケーション層のみ」 ウィザード。
20091114_tfs2010wizard_04

このウィザードの詳細
アプリケーション層のみのウィザードを使用すると、 初期インストールが完了した後、 他の Team Foundation Server を既存の配置に追加できます。

Windows Server およびクライアントのオペレーティング システムでサポートされます。

最後、 「アップグレード」 ウィザード。
20091114_tfs2010wizard_05

このウィザードの詳細
アップグレード ウィザードを使用すると、 Team Foundation Server の以前のバージョンからアップグレードできます。

Windows Server およびクライアントのオペレーティング システムでサポートされます。

アップグレード ウィザードの対象に、 VSS は含まれていません。
VSS からの移行もサポートされる、 と聞いたような気がするんだけど。 どこでやるのかな?

ともあれ、 インストール直後の作業ですから、 「基本」 か 「詳細」 のどちらかを使えばいいとわかりました。 ここでは、 詳細ウィザードを使って、 TFS の構成をやってみたいと思います。 ( 続く )

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