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2009年8月18日 (火)

プログラムの基本

新人教育のための資料に、 こんなことを書きました。

プログラムの基本の動きは、
・ データを読み込んできて ( メモリやファイルや I/O から )
・ 処理をして、
・ データを書き出す ( メモリやファイルや I/O へ )
ということの繰り返しである。

で、 書きながら、 「これ、 どこで読んだんだっけ?」 という疑惑が、 ちらっと頭をかすめました。 だいたい私が言ったり書いたりしてることって、 どこかで読んだり聞いたりしたことなんですよね。 だけど、 このときは思い出せなかったんです。

今日、 その答を、 やっとむさんの blog 記事 「8086 勉強会資料」 に見つけました。 なんと、 20年以上も昔に出版されたマシン語の解説本でした。 そりゃたしかに、 プログラムの基本だわ。 f(^^;

はじめて読む 8086
村瀬康治監修 蒲池輝尚著、アスキー出版局

( p. 96 )
マシン語の命令の多くはレジスタを操作する命令であり、 マシン語プログラムの主要な動作はレジスタを操作することに費やされます。 レジスタの基本的な操作とは、 具体的には次の 3つです。

  1. メモリやI/Oからレジスタにデータを転送する。
  2. レジスタに記憶されているデータに対して演算をおこなう。
  3. レジスタからメモリやI/Oにデータを転送する。

マシン語のプログラムは、最終的にはたったこれだけのことの組み合わせでしかありません。

レジスタを、 プログラムを実行する主体 ( CPU ) というボカしたイメージにして。 「演算」 を 「処理」 に、 「転送」 を 「読み込み/書き出し」 に置き換えただけです。

# 右辺に書いた変数は、 メモリからデータを読み出してこいって命令してるんだよ、 って言うと、 3年生あたりの若手からも驚いた顔をされることがある。  う~ん、 だいじょぶか…? f(^^;

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