[.NET] 「マイクロソフトの開発は、 Visual Studio Team System を使っています」
ロバート的ライフサイクル: Infinite Possibilities in a Finite World より。
MS で使う VSTS: “Practice what you Preach” - 行動で証明します
イベントや個々でお話をする際に、僕はよく皆さんに伝えています。
「マイクロソフトの開発は、Visual Studio Team System を使っています」と。
当然そうなんでしょうけど、 公式情報としては出てこないので、 えらい人を説得するネタには使えなかったんですよねぇ、 今までは。
昨年の後半あたりから、本社側でも「マイクロソフトが使う Visual Studio Team System」的な内容でイベントで話したり、ウェブで公開したりしています。
…が、いつものことと思うかも知れませんが、日本語版のその情報はございません。
…なので、僕がここで少しずつ紹介していきたいと思います
ぉお、 それは嬉しい。 期待 (^^)
VSTS を活用して、どれだけ開発の効率が良くなったかと言うと…
VSTS を利用して VS の開発をしたところ、VS 2005 の時と VS 2008 の時で、バグの数が圧倒的に下がり
VS2005 と 2008 では、 開発規模も違うでしょうから、 一概には言えませんけど、 それでもこの違いは、 実際にバグ数が減っていると見ていいんでしょうね。
規模 (FP) あたりのバグ数での比較だったら、 文句無しなんですけど。
こういった MS 社内の実例だけでなく、 日本の企業での導入事例がもっとあると良いですね。 経営サイドが惹かれる言葉は、 「○○ (有名企業) <strong>も</strong> 導入した」、 「△△では××円の経費を削減できた」 みたいなのらしいですから。
ただ、 日本のソフト開発会社は、 ( そんなはずは無い、 ということが一番分かっていなけりゃならないハズなのに ) システムを 「買う」 だけで生産性が上がると思い込んでいるように見えます。
「VSTS の導入で××円削減」 という話には、 VSTS を使うためのノウハウを取り入れて自分たちのものとするための、 現場の工数と向上心と経営側の理解と人への投資が隠れているのですが、 それが必要だとは思わないようなのですね。
なので、 「MSF の導入で××円削減 ( MSF の実施には VSTS/TFS )」 みたいな感じで、 売りたいのはもちろん VSTS でしょうけど、 もっと MSF ( VSTS Process ) を前に出して、 「実際には日々の改善活動が大事なんだよ。 VSTS は、 強力にそれをサポートしますよ。」 という方向のメッセージや事例も出てきたりすると、 嬉しいなぁ。
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