[.NET] .NET Framework 3.5 対応サンプルアプリケーション "DinnerNow"
以前紹介した 「Visual Studio 2008 ソリューションサンプル」 は、 MSDN スキルアップセンターに掲載されたものでした。
今回のは、 MSDN アーキテクチャセンターから出てきたサンプルプログラムです。
MSDN アーキテクチャ センター のホームページより。
DinnerNow グランドデザイン
DinnerNow は .NET Framework 3.5 を活用したサンプルアプリケーションです。本コンテンツは 上流設計の観点からアプリケーションの構造をおおまかにつかんで頂くために日本独自で書き起こしました。 ソースコードによる実装の詳細を追う前にぜひご覧ください。
※ 実際のページはこちら → DinnerNow グランド デザイン
アーキテクチャセンターのサンプルだからでしょうか、 きれいなレイヤ構造を持っているみたいです。
「レイヤ構造と採用テクノロジ」 の図を見ると、 LINQ to SQL はデータアクセス層で使っていて、 ビジネスロジックでは使わないようにしているようです。 今やっているプロジェクトでは、 ビジネスロジックの中で LINQ to SQL を使っているのですが、 どうもこれはよろしくなかったかな、 という思いがありまして、 この図は、 やはりそうか~、 という感じです。
また、 このサンプルは WF も使っています。 WF が解決する問題とは、 つぎのようなことだそうです。
業務アプリケーションとワークフロー
これまで多くの業務アプリケーションが、 ワークフローとビジネスロジックを混在させてしまっているために、 プロセスの変更に対応できず、 アプリケーションを複雑にしてしまっています。 プロセス自体がプログラムに埋め込まれたり、 プロセスの状態をビジネス データと同じデータベースに混在したりするなど、 ワークフローとビジネスロジックの分離がされていないことが大きな問題になります。
言われてみれば、 たしかにそうなんですが… しかし、 日本の場合、 要件定義の段階で、 そもそもワークフローとビジネスロジックを分離して考えることができていないんじゃ…
そこに、 アーキテクチャだけ WF を持ってきても、 きっと上手くはいかないだろうと思います。
# …という理由を付けて、 私は WF の勉強をサボっているわけだ f(^^;;;
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