« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »

2008年10月の24件の記事

2008年10月30日 (木)

Eee Box 3度目の正直ならず (--;

今日、 Amazon からお手紙きちゃった orz

商品を入手できないことがわかりました。

   "ASUS Tek Eee Box ホワイト Eee Box B202-WHT"

つきましては、Amazon.co.jp利用規約に基づき、 お客様のご注文からキャンセルさせていただきました

ASUS のニュースリリースでは 11月上旬、 あちこちの店の予約受付状況からは 10月下旬にも出荷再開かと思われた Eee Box だったのですが… またも、 日本向けにトラブル発生でしょうかねぇ。

現在の、 Eee Box B202-BLK の価格サイト状況 :
価格.com ~  現在、価格の登録はありません
こねこねっと ~ 現在、この商品を販売しているショップが見つかりません。
livedoor 価格比較 ~ 現在、この商品を扱っているショップはありません。
楽天市場 ~ この製品をカタログに登録しているショップはございません。
※ すわ、 世界的に無い事になったのか!? …とも思ったけど。 たとえば Amazon.com とかでは、 在庫アリ ( In Stock ) って出てるんだよなぁ。 もう、 英語版でいいから、 出荷してよ。 そのほうが安いしw

さて。 仏の顔も三度、 ってことで。 今週末は、 ASUS じゃないナニかを頑張って調達しよう f(^^;

| | コメント (0) | トラックバック (1)

[WPF] 続々登場! データグリッド、 カレンダーコントロール、 リボン

I'm glad!
Because DataGrid and Calendar Control appeared, WPF will be used also for the business application.

Windows Presentation Foundation SDK blog より。

WPF Toolkit is live - DataGrid, Ribbon, and Calendar preview versions

In conjunction the morning keynote presentation at PDC, the public releases of DataGrid and Ribbon are now live.

Published Tuesday, October 28, 2008 8:07 PM by jgalasyn

ということで、 CodePlex で公開されました。

20081030_wpf_datagrid WPF Toolkit - October 2008 Release
  - WPF DataGrid コントロール ver.1
  - DatePicker/Calender コントロール ver.1
  - VSM ( Visual State Maneger ) の Preview

WPF Ribbon Preview
こちらは、 Office 2007 のリボンを WPF に持ってきたコントロールでしょうね。
利用するには、 Office UI ライセンスに同意する必要があるみたいです。

Prism も出てるし、 これで業務アプリでも WPF が普通になっていくといいなぁ。

# デートピッカー/カレンダー コントロールが出てきてしまって… 自作し始めてたうちのエースプログラマの複雑な顔 f(^^;

| | コメント (2) | トラックバック (1)

[開発プロセス] バグのトリアージ

Compact Oxford English Dictionary より。

triage
/triij/
noun
1 the action of sorting according to quality.
2 Medicine the assignment of degrees of urgency to wounds or illnesses to decide the order of treatment of a large number of patients.

― ORIGIN French, from trier ‘separate out’.

「トリアージ」 というと、 日本では、 救急医療での治療優先度付け作業を表す言葉として知られています。
本来の意味は、 上に引用した 1 のように、 なんらかの基準 ( = 品質 ) に基づいて順序付けをする作業のことです。
# 語源は  「分離する」 という意味のフランス語 trier だということですが、 それを知らずに、 トリアージとは救急医療の用語が本来であると信じ込んで、 「バグのトリアージ」 という言い方はヘンだ、 と噛み付く人も世の中にはいますw

ソフトウェア開発の、 テスト~デバッグのフェーズでは、 検出された不具合を選別し優先順位付けをする作業を言います。
「優先度設定」 とか呼べばいいじゃん、 って言われそうですが、 それだと、 上がってきたバグ票は全部デバッグするのだ、 というイメージになっちゃいます。 優先順位を付ける前に、 選別することが必要なんです。 ( 英語でも同様な事情で適切な単語が無くて、 フランス語を使ったんだと想像してます。 )

もしトリアージを行わずに、 テスターから上がってきたバグ票を、 開発者に直接渡してデバッグ作業に入ってもらうと、 どうなるか…?

続きを読む "[開発プロセス] バグのトリアージ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月26日 (日)

[わんくま同盟 名古屋勉強会] 第4回 ソースコードの解説

※ 「DI コンテナの本懐 ~ IoC の実装も楽々!」 の資料とソースコードは、 こちら → わんくま同盟 勉強会の資料

◆ 前提条件

◆ このサンプルコードはなにか?

DI コンテナである Unity Application Block を使って、 3つのアセンブリを組み上げて動かしてみるサンプルです。

  • ApplicationStarter プロジェクト
    UI コンテナを使って、 3つのアセンブリを組み上げて動かす役割。 全てのアセンブリを知っている 「神様」 モジュールです。 これが exe になり、 残りのプロジェクトは dll です。
    ※ 設計の話題として、 「神様」 モジュールにイロイロやらせてしまうと、 結局グローバルで複雑なコードが出来上がってしまうので、 よろしくないとされています。 アプリケーションを組み立てて、 スタートメソッドを蹴飛ばしたらお仕舞い、 という程度のシンプルなものに留めておくべきでしょう。
  • ApplicationStarter2 プロジェクト
    ( 後述 )
  • BL プロジェクト
    Business Logic です。 アプリケーションのキモの部分。
    ※ 今回は、 このビジネスロジックが、 他のブロックよりも安定していて変わりにくい部分である、 という仮定で話を進めています。
  • SqlAcc プロジェクト
    SQL Server Accessor です。 このサンプルでは実装してないのですが、 SQL Server にアクセスする役割を持たせてある、 と思ってやってください。
  • XmlAcc プロジェクト
    XML file Accessor です。 このサンプルでは実装してないのですが、 XML のファイルにアクセスする役割を持たせてある、 と思ってやってください。 ApplicationStarter2 プロジェクトで使っています。
  • UIwpf プロジェクト
    WPF による UI ( User Interface ) です。 このサンプルでは実装してないのですが、 ボタンをクリックされたら、 テキストボックスに入力されている文字列を使って、 BL にリクエストを出し、 返ってきた結果をデータグリッドかなんかに表示する、 というような実装がしてあると思ってやってください。

続きを読む "[わんくま同盟 名古屋勉強会] 第4回 ソースコードの解説"

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008年10月25日 (土)

[わんくま同盟 名古屋勉強会] 第4回 (2008/10/25) の資料

第4回で喋らせていただいた 「DI コンテナの本懐 ~ IoC の実装も楽々!」 の資料とソースコードは、 こちら → わんくま同盟 勉強会の資料

今回は時間が取れなくて、 サンプルコードが未完成です m(_`_)m
画面と DB アクセスの部分をちゃんと作ってありません。
# なんせ、 xml を使う ApplicationStarter2 プロジェクトなどは、 会場に向かう電車の中で、 ようやくデッチ上げたシロモノでして f(^^;

あと、 今回は、 会場の無線 LAN が上手く立ち上がらず、 そうこうしてる間に突然会場の電源のブレーカが落ちたりと、 いろいろ不手際がありまして、 私のマシンも話してるときにはまだ LAN につながってなかったんです < MISAO が動いてなかったことの言い訳 f(^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月24日 (金)

帰ってきた VB2 ? っていうか、 QuickBASIC ? ~ Small Basic

It's cool. I think Small Basic is the best for the novice who begin to learn programming.

 

昔の VB2 みたいに、 早くてお手軽、 だといいなぁ。 f(^^;

・ blog : SMALL BASIC
・ DevLabs : Small Basic
      -- Getting Started guide ( pdf )

ぱっと見、

・ Class も Sub も無しで命令が書ける
・ もちろん変数宣言は不要
・ タートルグラフィックスや、 Windows の壁紙へのアクセスなどを標準装備

| | コメント (0) | トラックバック (1)

アナログ停波で 300万人が TV 離れと予測 ( 米国: ABI リサーチ )

…って、 来年 2月に停波予定のアメリカでの話です。

アナログ放送停止後は視聴者の20%がTV視聴を止める、米市場調査会社

【Technobahn 2008/10/24 11:42】来年2月に予定されている米国におけるアナログ放送停止後はアナログ受像機利用者の20%の人はデジタルチューナーの購入は行わずTV視聴を止めるという回答を行っていたことが米市場調査会社の調べにより明らかとなった。

で、 この 「20%」 というのが具体的にどのくらいかというと、 300万人だそうです。

・ CNET.com : 3 million analog viewers will let TVs go dark
・ TV TECHNOLOGY : Researcher Predicts 3M Households Will Not Transition to DTV

そのまま日本に当てはめると 150万人? B-CAS のおかげで、 もっと多い?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月22日 (水)

[Windows] Sysinternals Tools のパック

あら。 まとめてダウンロードできるようになってる。 いつのまに… f(^^;

Sysinternals Suite
By Mark Russinovich

Sysinternals の トラブルシューティング ユーティリティをひとつにまとめました。 このファイルには、 トラブルシューティング ツールとヘルプファイルが含まれています。

ZoomIt や du など、 開発者じゃなくても便利なツールもあります。 ( 個別にダウンロードすることもできます。 )

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年10月21日 (火)

[.NET] WPF は ILMerge できない

XAML で定義した WPF の画面が入っている dll が沢山… さてこいつらを、 .NET Framework Developer Center の Tools & Utilities に載っている ILMerge を使って、 ひとつにしちまうべぇ~

…と、 合体させてみたはいいんだけど。 実行すると、 なにやらリソース中の XAML をロード出来ないらしく、 いきなし例外落ち orz
元は別の dll に入っていたカスタムコントロールを LoadComponent(Object component, Uri resourceLocator) するところで、 失敗してるみたい。 これって、 つまり、 XAML 中の URI はハードコーディングされちゃってて、 ILMerge では改名されちゃってるので、 見つけられなくなっちゃった… ってことかなぁ。

あ。 「ILMerge できない」 じゃなくて、 正確には 「ILMerge したアセンブリを実行するとエラーになる」 ですね f(^^; > タイトル

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年10月20日 (月)

VS2008 と TDD ( テスト駆動開発 )

MSKK のサイトの、 Power to the PRO の中の、 Microsoft Tech Fielders ( あ~、 ややこしい f(^^; )、 TDD の記事が。

プラクティスとツール機能
長沢 智治

Visual Studio 2008 を例にとっても、 非常に多くの機能を提供しており、 開発者の生産性の向上への貢献がなされていますが、 その機能の活かし方は、 ある一定のコンセプトや想定した使い方はあるものの機能の組み合わせは、 使用される方 (主に開発者) にゆだねられています。

20081020_techfielders01 …ということで、 2ページ目以降は、 TDD を VS2008 で実践するときの例が紹介されています。

# こういう解説が、 以前からあればなぁ~。 ともあれ、 これからは、 とりあえずここの url を示せば OK だな (^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月18日 (土)

[わんくま同盟 名古屋勉強会] 第4回は、 次の土曜日 (10/25) に国際センター

わんくま同盟 いよいよ来週末は、 「わんくま同盟 名古屋勉強会 第4回」。 これを書いてる時点で、 空きはあと 7名様らしいです。
あ、 まだ申し込んでないや、 ってかたは、 お早くどうぞ f(^^;

今回の会場は WAN が入ってるそうなので、 Ustream 配信も余裕でいけるでしょう。 当日、 会場には行けないけど気になる、 ってかたはどうぞ。 → wankuma, Ustream.TV ( なお、 当日、 ustream を開始した、 といった情報は、 たぶん blog に上がります。 )

※ VS2008 にも載ってます f(^^;
20081020_vs2008_msdnonline

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月17日 (金)

[IE8] CSS expression の終焉

IE8 の標準モードでは、 ようやく CSS expression のサポートを止めることに決めたそうで。 (^^;
IEBlog より

Ending Expressions
October 16, 2008 1:24 PM

CSS expressions are no longer supported in IE8 standards mode. This change was announced previously on the IE blog, however, this post will provide a few more details about that decision.

なんてこった。 9月 2日の記事の中に書かれていたとは! orz

ともあれ、 もはや使わなくてもよくなった機能で、 しかもセキュリティ面で問題があるとなれば、 無くなっていくのは良いことです。
残っていると、 古い人間がその機能を使い続けますからねぇ。 (--;

あ。 Expressions 終了~ って言っても、 デザインツールの Expression が無くなるわけじゃありませんよ。 f(^^;

 

( 2008/11/18 追記 ) この記事の日本語訳が公開されています → MSDN - IE 翻訳ブログ - CSS Expressions のサポート終了について

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月15日 (水)

[.NET] XAML 仕様書、 Silverlight ボキャブラリも公開

ここに書くのを、 すっかり忘れてたんですが…
XAML の仕様書が、 ( 英語版だけですけど ) この 6月末に公開されました。
そのときは、 XAML そのものの仕様書 ( [MS-XAML].pdf ) と、 WPF 用のボキャブラリ ( [MS-WPFXV].pdf ) の 2本でした。

それが昨日付けで、 Silverlight 用のボキャブラリ ( [MS-SLXV].pdf ) も追加されて、 MS ダウンロードセンターに公開されました。

Extensible Application Markup Language (XAML)

Date Published:    10/14/2008
Language:    English

[MS-SLXV].pdf - 1.2 MB
[MS-WPFXV].pdf - 8.8 MB
[MS-XAML].pdf - 1.1 MB
XAML_documentation.zip - 7.5 MB

バージョン表記は "1" のままですし、 もとあったページは消えてますので、 このダウンロードページだけを見ると、 全部が今回初めて公開されたように思えてしまいます f(^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月14日 (火)

Silverlight 2.0 正式リリース !

Microsoft PressPass より。

Microsoft Releases Silverlight 2, Already Reaching One in Four Consumers Worldwide
Microsoft announces new rich Internet applications development and streaming media features; company outlines plans for supporting Windows, Mac and Linux tools for developing Silverlight applications.

Redmond, Wash. ― Oct. 13, 2008

本文によれば、 "Silverlight 2 will be available for download on Tuesday, Oct. 14, at http://www.microsoft.com/silverlight." ( 米国時間で 14日からダウンロード可能 ) となってますが、 実際に試したところ、 すでに Silverlight.2.0.exe が降って来るようになってます。
※ → ディベロッパー製品開発統括部 Blog: Silverlight 2を公開しました

なお、 Silverlight Tools for Visual Studio 2008 SP1 のほうは、 現時点で英語版のみ RC1 が出ています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月12日 (日)

[Eee Box] 読売新聞の報道が旧聞すぎる ~ 「新品格安台湾パソコン(ウイルス感染済み)→自主回収中」

すでに再出荷の日程まで決まったらしいのに、 いまさら 「回収中」 ってタイトルで報道するって… ちっと旧聞すぎやしませんか?

YOMIURI ONLINE の 2008年10月11日14時50分 付けの記事より。

新品格安台湾パソコン (ウイルス感染済み)  → 自主回収中

 小型格安パソコン (PC) で人気を集める台湾のPCメーカー 「ASUSTeK Computer (アスーステック コンピューター)」 が今月発売したデスクトップPCに出荷前から、 コンピューター・ウイルスが混入していたことがわかった。

 日本向けには4500台が出荷され、 全国の量販店で約300台が販売されており、 同社で自主回収を始めた。 出荷時点でPC本体のウイルス感染が判明したのは日本では初めてで、 格安を売り物にしたメーカー側の製品管理のあり方が問われそうだ。

 ウイルスが混入していたのは 「Eee Box」。 想定価格は本体だけで4万4800円、 液晶モニターとあわせても6万4800円で、 今年7月から香港、 台湾、 イタリアなど世界で約2万台を出荷。 日本では今月2日から発売された。

続きを読む "[Eee Box] 読売新聞の報道が旧聞すぎる ~ 「新品格安台湾パソコン(ウイルス感染済み)→自主回収中」"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年10月10日 (金)

Vista ( TSF ) で、 ふりがなを取得する

再変換候補のリストを取得するための ImmGetConversionList() は、 Vista というか TSF で廃止されちゃったので、 どうしようもなく… (;;

しかし。 リストじゃなくて、 読みがなを一つだけ返してくれる、 IME のインターフェースは、 IME 2007 でも、 どうやら使えるらしい。

入力された漢字からフリガナの取得

#include "msime.h"

( …中略… )

// Interface ID for IFELanguage2
// {21164102-C24A-11d1-851A-00C04FCC6B14}

( …中略… )

// GetPhonetic()メソッドで「読み」を取得
m_hr = m_pILang->GetPhonetic(bsIn, 1, -1, &bsOut);

でもって、 msime.h は、 現在 1.4 が最新らしい
Microsoft ダウンロードセンター

にしても。 MSDN ライブラリの解説…
Japanese Microsoft IME Specification - IFELanguage 2 - August 2003
Japanese Microsoft IME Specification - IFELanguage Functions -  August 2003
…が、 未だに翻訳されてないってのは… (ToT;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Eee Box 3度目の正直なるか、 10月21日頃から再出荷開始 (?)

当初言われてたより発売予定日が遅れ、
無線キーボード/マウスという日本独自仕様のトラブルで延期され、
ウィルス混入騒ぎで回収されてしまった Eee Box ですが…

20081010_eeebox01
今日の Amazon.co.jp では、 10/21 から発送と表示されました。
あと二週間くらい? (^^;
仏の顔も三度、 って知ってる? > ASUS f(^^;

20081010_eeebox02 それにしても、 堂々と、 しかもプレミア付きで売ってる店があるとは。 ( 右は、 アマゾンマーケットプレイスの画像。 「Eee Box B202-BLK  ¥ 55,000 (税込) 通常3~4日以内に発送」 となっている。 )
これって、 つまりは、 ASUS に戻さずに独自にウィルス削除して売ってる、 ってことだよねぇ?

( 2008/10/15 追記 )
ASUS の 10月 14日付のニュースリリースによれば、 「11月上旬から販売再開を予定しております」 …だそうで。 orz
Amazon の出荷予定は、 今日も 10/21~29 のままだけど… あそこは出荷予定日をはるかに過ぎないと予定日を更新してくれないからなぁ f(^^:

| | コメント (3) | トラックバック (2)

2008年10月 8日 (水)

[コード設計] JIS で決まってるコードは、 そのまま使おう

oakbow さんのところにコメントしながら考えた。
都道府県コードとか、 JIS に規定があるコード体系は、 それをそのまま使うべきだよね、 と。

◆ JIS のコードを使う場合
・ 設計書には、 「JIS による」 と書いておけば OK (^^;

◆ JIS ( とか、 その他、 標準化されている規格 ) のコードを使わない場合
・ JIS などの既存のコードではダメな理由を書かねばならない。
・ 独自のコードの決定理由を書かねばならない。 ( 「なんで茨木より栃木が後ろなんだ!?」 みたいな、 予想されるくだらないツッコミにあらかじめ対処しておかないと、 最後の最後でひっくり返される危険性がある。 )

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月 7日 (火)

[.NET] .NET Framework 3.5 対応サンプルアプリケーション "DinnerNow"

以前紹介した 「Visual Studio 2008 ソリューションサンプル」 は、 MSDN スキルアップセンターに掲載されたものでした。
今回のは、 MSDN アーキテクチャセンターから出てきたサンプルプログラムです。

MSDN アーキテクチャ センター のホームページより。

DinnerNow グランドデザイン
DinnerNow は .NET Framework 3.5 を活用したサンプルアプリケーションです。本コンテンツは 上流設計の観点からアプリケーションの構造をおおまかにつかんで頂くために日本独自で書き起こしました。 ソースコードによる実装の詳細を追う前にぜひご覧ください。

※ 実際のページはこちら → DinnerNow グランド デザイン

アーキテクチャセンターのサンプルだからでしょうか、 きれいなレイヤ構造を持っているみたいです。
20081007_dinnernow_structure01aレイヤ構造と採用テクノロジ」 の図を見ると、 LINQ to SQL はデータアクセス層で使っていて、 ビジネスロジックでは使わないようにしているようです。 今やっているプロジェクトでは、 ビジネスロジックの中で LINQ to SQL を使っているのですが、 どうもこれはよろしくなかったかな、 という思いがありまして、 この図は、 やはりそうか~、 という感じです。

また、 このサンプルは WF も使っています。 WF が解決する問題とは、 つぎのようなことだそうです。

業務アプリケーションとワークフロー

これまで多くの業務アプリケーションが、 ワークフローとビジネスロジックを混在させてしまっているために、 プロセスの変更に対応できず、 アプリケーションを複雑にしてしまっています。 プロセス自体がプログラムに埋め込まれたり、 プロセスの状態をビジネス データと同じデータベースに混在したりするなど、 ワークフローとビジネスロジックの分離がされていないことが大きな問題になります。

言われてみれば、 たしかにそうなんですが… しかし、 日本の場合、 要件定義の段階で、 そもそもワークフローとビジネスロジックを分離して考えることができていないんじゃ…
そこに、 アーキテクチャだけ WF を持ってきても、 きっと上手くはいかないだろうと思います。
# …という理由を付けて、 私は WF の勉強をサボっているわけだ f(^^;;;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Tech Fielders セミナー 名古屋 (11/27)

MSKK のセミナーですが、 とりあえず行きたいと思ったのでメモ f(^^;

Tech Fielders セミナー 名古屋
2008年11月27日 10:00 - 2008年11月27日 19:15

◆ エバンジェリスト セッション 1 ◆ 10:00-12:00
タイトル: MDT を使った Windows Vista の導入と展開
田辺 茂也

◆ エバンジェリスト セッション 2 ◆ 13:00-15:00
タイトル: Silverlight 2 アプリケーション開発
大野 元久

◆ エバンジェリスト セッション 3 ◆ 15:15-17:15
タイトル: データアクセスプログラム & SQL Server 2008 による開発
小髙 太郎

◆ ライトニング トーク ◆ 17:15-18:15
◆ Happy Hour (懇親会) ◆ 18:15-19:15

セッション 3 では、 ADO.NET Data Entity Framework の話も出るそうで。
行きたいなぁ~
けど、 今のプロジェクトが佳境だろうし、 翌週末はわんくま勉強会だし。 どーしたもんか… f(^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月 6日 (月)

[CSS3] 待望の段組み Multi-column layout …で、 IE8 は?

長い文章を読むときは、 1行の長さはほどほどになっていて欲しいわけです。 長すぎる行は、 次の行へと視線を動かすときに、 違う行を見ちゃうことがあるので。 ( …って、 私だけ? f(^^; )
そんなわけで、 このブログでも、 本文の幅は 370px ( まぁ、 cocolog のデフォルト値のままですけど ) に固定しています。
でも、 ホントは、 自動段組みにしたいんだよね。 ブラウザが横に広いなら、 その分、 いくらでも段組みの数が増えてくれるといいなぁ、 と。

そういう段組みレイアウトを定義してるのが、 CSS3 の Multi-column layout です。

先行して Firefox が実装してましたが、 builder.jp の記事、  「ウェブページの段組みをレイアウトする CSS 3 の Multi Column」 によれば、 Safari 3 も、 Google Chrome も対応したんだそうです。

これはきっと IE8 も… と思って、 資料を探しましたよ。 (^^;

MSDN ライブラリに、 「CSS の互換性と Internet Explorer」 ってのがありまして、 IE5 ~ IE8 までの、 CSS の各属性に対する互換性が一覧になってます。
さて、 Multi-column は、 っと… → MS の日本語訳では 「複数列のレイアウト

……ダメぢゃん、 IE8 真っ赤 (;;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

[WPF] Acropolis から WPF Composite Client 経由 Prism <- いまココ

Nakamura Blog より。

.NET 用のオープンソースのフレームワーク

    * TERASOLNA
    * Seasar.NET
    * Spring.NET
    * blanco Framework
    * Enterprise Library
    * 弁慶フレームワーク

まだまだあるハズ。見つけたらこのエントリに追加していきます。

これで思い出したので、 ちと古いネタだけど、 Acropolis のその後。

昔、 "Acropolis" という名前で進んでいた傍流プロジェクトが、 1年ほど前に、 patterns & practices の重たいフレームワークの開発計画の見直しにともなって、 本流に取り込まれて、 WPF Composite Client として生まれ変わることに
それがこの春、 実際に登場したときには、 "Prism: patterns & practices Composite Application Guidance for WPF and Silverlight site. " という、 長い名前に。 f(^^;
現在、 9月 29日付の "Prism V2 - Drop 2" というバージョンが入手可能です。

※ このあたりの歴史については、 Glenn Block 氏のブログに記載があります。 → Composite Application Guidance is Live の A little history の項。

Prism についての日本語の解説は、 InfoQ の記事がいいかな。
PRISM:WPF複合UIフレームワーク
  作者 Abel Avram, 翻訳者 編集部 投稿日 2008年5月7日
Composite Application Guidance for WPF(Prism)がダウンロードで利用可能
  作者 Abel Avram, 翻訳者 編集部 投稿日 2008年7月7日

ぱっと見の特徴としては、 フレームワークの部分はできるだけ軽くして、 それを利用して設計するときのドキュメンテーションをしっかり充実させよう、 という方向性を挙げることができると思います。
毎度作るモノがまるっきり違うような開発チームにとっては、 フレームワーク自体は小さくて小回りの効く方がありがたいのですが、 そういうところにマッチしてるように思えます。

 

( 2008/10/09 追記 ) Prism の解説が、 MSDN マガジン 9月号に出てました。 → Prism ~ WPF で複合アプリケーションを作成するためのパターン
"Prism" はコードネームなのね。

( 2008/10/15 追記 ) 実際に使ってみた人の記事:
かずきのBlog[WPF][C#]WPFでアプリを作るときのフレームワーク

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月 5日 (日)

[神舟7号] 「そう見える」 の次は 「そう聞こえる」 ~ 水中拉糸? 水中拉系? 水中拉近?

松浦晋也氏が、 「このっ、バカ共が!」 で始まる一連の記事で、 「…のように見える」 捏造説を懇切丁寧に論破してくれたと思ったら。

中国「神舟7号」: 宇宙遊泳映像に疑惑、 水中撮影の可能性
【大紀元日本10月5日】

CCTV の下記の生中継映像2では、 宇宙船外でドッキング作業する宇宙飛行士に指令を下す指揮官は、 「01番、 02番、 水中拉糸、 工作正常 (ドウヤオ、 ドウリャン、 スイジョン・ラーシー、 ゴンゾウ・ジョンチャン)」 と指令を出した。 文字通りに日本語に訳すと、 「01番 (宇宙飛行士・翟志剛氏を指すコードナンバー)、 02番 (宇宙飛行士・劉伯明氏を指すコードナンバー)、 水中のロープ締め、 作業が正常完了」 である。

この記事を載せた 「大紀元」 は、 まがりなりにも報道機関なんですが。 翻訳に際して、 「水中拉糸」 と言ったことが事実であることにしてしまっています。 これを 「証拠」 とした捏造説が、 またぞろ出回るんでしょうね。

この部分、 原文では次のように書かれています。

神七太空漫遊徹底穿幫: 指揮官表白是 「水中」 操作
【大紀元10月4日訊】

指揮官說道:  「洞么(01), 洞兩(02), 水中拉(音記), 工作正常」。 (編者注﹕ 洞么洞兩分別是指航天員01號翟志剛﹑ 02號劉伯明)

「水中拉系」 は 「音記」 であると括弧書きされています。 「水中拉系」 と言ったように聞こえる、 と。

( 以下、 2008/10/13 追記 )
日本版では、 「拉系」 ( 引き延ばす/引き寄せる 結ぶ ) が 「拉糸」 ( "糸" を引きばす/引き寄せる ) に換えられており、 「音記」 が削られています。 おそらくは、 翻訳に際しての他意の無いミスだとは思いますが、 「音記」 を削ったことによって、 「~と聞こえた」 が 「~と言った」 という意味に変わってしまいました。
※ なお、 中国語の "糸" には、 日本語の縫い糸の意味は無いようです。 ましてや、 「縫い糸」 の意味を拡大解釈して 「ロープ」 と訳すのは無理があるでしょう。 「縫い糸」 は "线"、 「ロープ」 なら "索" です。

また、 中国語のサイトを渉猟してみると、 「拉系」 ではなく 「拉」 と聞き取っている例がかなりありました。 あるいは、 「水中拉」 や 「水蒸發器」 と聞こえた、 という例も。 いずれにせよ、 「水中拉系」 というような言葉を言っているように聞こえた、 というだけです。

( 以下、 2008/10/15 追記 )
もっと詳しく、 ホシボシヲあ~かいぶ で検討されています。
・ ( まとめ ) 大紀元の神舟7号捏造報道について整理 2008-10-15 19:03:27
「水中拉糸」・・・とは、言ってないよね・・・? 2008-10-09 18:52:49
まず「水中拉糸」じゃなくて「水中拉系」だし 2008-10-13 19:03:11

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年10月 1日 (水)

火星に降る雪

空を流れていく雲があれば、 当然そこから何か降ってくることもあるわけで。

火星でも雪が降る、 NASA の火星探査機 「フェニックス」 による観測で明らかに
【Technobahn 2008/9/30 20:27】

レーザーを用いた気象観測機器を用いた調査により、 「フェニックス」 が着陸した火星の北極地方の上空、 4000メートルに雲が発生し、 更にその雲により降雪が起きていることが明らかとなった

また、 オリジナルと思われる NASA のニュースリリースによると、 土壌から炭酸カルシウム ( 石灰 ) も検出されたそうです。

NASA Mars Lander Sees Falling Snow, Soil Data Suggest Liquid Past
09.29.08

Phoenix experiments also yielded clues pointing to calcium carbonate, the main composition of chalk, and particles that could be clay. Most carbonates and clays on Earth form only in the presence of liquid water.

炭酸カルシウム ( calcium carbonate ) は、 地球上では水中でしか生成されないので、 火星の地表 and/or 地中にも液体の水があったであろう、 ということになるわけですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »