大事なコンテンツなら、 無料放送で提供すべきではない
Computerworld.jp に掲載された元麻布春男氏の記事から。
「ダビング10」 騒動で、 日本のコンテンツ市場を憂う
利用者を軽視したガチガチの著作権保護がコンテンツ産業を衰退させる
(2008年07月25日)
元麻布春男
( p.3 )
大事なコンテンツなら、 無料放送で提供すべきではない。 もし提供するのであれば、 無料放送によるパッケージの売上げ減少を計算したうえで、 コンテンツの著作権者と放送局との間で放送権料を設定すべきではないだろうか。 「技術的に私的録画できないことが保証されないかぎり、 テレビ放送にコンテンツは提供しない」 というのが、 著作権者の利益を守る唯一の解決策である。 矛盾の多い補償金制度で解決しようとするのはまちがっている。
そうそう。 いや、 もうひとつ選択肢があって。
地アナ停波後は、 ある番組を録画禁止にすることも可能になるわけで。 つまり、 「技術的に私的録画できないことを保証する」 という選択肢が、 じつは実現してるわけで。
※ digital_recording_control_data フラグを "11" にすれば、 録画禁止。 "10" ならコピーワンスかダビング10 ( 別フラグで制御 )、 "00" ならコピーフリーか EPN ( 別フラグで制御 )。 今現在の放送局の設備が、 番組ごとに制御できるようになってるかどうかは知らないけれど、 もしなっていないなら、 さっさと対応せいと言うのは著作権益団体の仕事。
ところで。 これ↓は無いでしょう。 (--;
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