ime-mode いらね (3) ~ ime-mode が必要な状況は、 やはり無いみたい
前回、 ime-mode が必要な ( 無いと成立しない ) アプリを教えてほしい、 また、 ime-mode が制御されていて便利だと感じているユーザの実例を教えてほしい、 と書きました。
それに対して、 ズバリこういう例があるよ、 というコメントはいただけませんでした。
この blog を見てくださってる人数は、 まぁたかが知れてますので、 世の中にそんな例は無いと断言することは出来ません。 が、 どうやらそんなに無いんじゃないか。 おそらく無さそうだ、 という感じですね。
コメントを寄せていただいた trapemiya さんの意見について。
trapemiya さんは、 「ime-mode が必要だ」 という言葉を、 「ime-mode があると便利」 といった程度の意味合いで使っていらっしゃるようです。 挙げていただいた例は、 「ime-mode が無かったら成立しない」 アプリケーションだとは思えないのです。
それと。 「閉じた世界に関しては自分でIMEの切り替えをする必要がない」 というのは、 「閉じた世界に関しては自分で IME の切り替えをしなくてもいいじゃないか」 と言い換えてもよいかと思いますが、 それには私も同意します。
しかし、 現状の ime-mode の使われ方を見ると、 「自分でIMEの切り替えをしてもいいけど、 しなくてもいい」、 ではなくて、 「自分で IME の切り替えをしてはいけない」 ということにされてしまっています。 このやりかたには、 私は反対なのです。 これは 「あったらいいな」 という便利機能ではなく、 「ほら便利だからこう操作しろ、 それ以外は認めん!」 という 「大きなお世話」 機能です。
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この記事へのコメントは終了しました。
コメント
>これは 「あったらいいな」 という便利機能ではなく、 「ほら便利だからこう操作しろ、 それ以外は認めん!」 という 「大きなお世話」 機能です。
一番私が言いたかった核心ですね。ユーザーの話に耳を傾ける気持ちが大事なんです(私も半分ユーザーです)。理想は先にシステムありきではなく、業務ありき、ユーザーありきなんですから。そうは言っても現実は厳しく、パッケージ導入で最低限のカスタマイズで泣く泣くがまんということも多いんですよね。でもそこで終わっちゃいけない! ユーザーの不満がどれほどフィードバックされるかで、SEもアプリケーションも成長するんですから。
投稿: trapemiya | 2008年5月27日 (火) 10時59分