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2008年2月22日 (金)

[Microsoft] 情報公開、 また一歩

マイクロソフトのプレスリリースより。

Microsoft Makes Strategic Changes in Technology and Business Practices to Expand Interoperability
New interoperability principles and actions will increase openness of key products.
REDMOND, Wash. — Feb. 21, 2008 —

( 日本語訳 )
● マイクロソフト、 相互運用性の強化に向けたテクノロジ プラクティスとビジネス プラクティスの変更を発表
~ 相互運用性の原則と施策を新たに実施することで 主要製品のオープン性を拡大 ~

具体的には、 以下の4つの相互運用性の原則とそれに対応した施策を、 広く使われているマイクロソフトの企業向け製品に対して新たに実施します。
(1) オープンな接続の保証
(2) データの可搬性向上の推進
(3) 業界標準のサポート強化
(4) お客様ならびにオープンソースコミュニティを含む業界内組織とのよりオープンな関係の構築。

その一環として、 Microsoft Work Group Server Protocol Program (WSPP) と Microsoft Communication Protocol Program (MCPP) の二つのドキュメント ( 合わせて 3万ページ以上あるそうです ) が公開されています。

Windows Communication Protocols (MCPP)
Windows Server Protocols (WSPP)
WSPP License Agreement (Patent Only) for Development and Product Distribution
WSPP License Agreement (No Patents) for Development and Product Distribution
WSPP License Agreement (All IP) for Development and Product Distribution

# 日本語にはしてくれない… んだろうなぁ (;;

ドキュメントに含まれる特許技術については、

マイクロソフトは、 オープンソースの開発者が、 これらのプロトコルの実装を開発、 ないしは非商用目的で配布する限りにおいては、 その行為を提訴しない旨の約款を定める方針です

…とのこと。 商用で利用するには、 ライセンス契約結んでね、 ということらしいです。

業界標準のサポートについては、

マイクロソフトが実施している業界標準のサポート方法についての文書を作成し 開発コミュニティに提供します。 この中には、 当該標準の他の実装との相互運用性確保に影響を及ぼす可能性がある マイクロソフトの拡張機能についての記述も含まれます。

…とのこと。
IE8 の標準サポートレベルが、 事前に公開してもらえるのかな?

また、 Office 2007 の文書フォーマットについては、 すでに公開されてますが、 さらに、

Office 2007 のアプリケーションである Word、 Excel(R) ならびに PowerPoint(R) 向けの新しい API を導入します。 その目的は、 開発者が新たな文書フォーマットをプラグインとして追加できるようにすること、 ならびにユーザーがそうしたプロトコルを文書保存のデフォルトとして設定できるようにすることです。

…とのことです。
ぅ~ん… API と言われても、 なんだかよくわかりませんが… 覚えなきゃならんことが増える、 のでありましょうね orz

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