Office 2003 SP3 の自動更新がやって来る
2ヶ月ほど前倒しで、 Office 2003 SP3 の自動配布が今月末から始まるようです。
昨年 9月に SP3 が出た時から公開されてた話なんですが、 強制アップデートが前倒しになったのを受けてか、 「『Office 2003 SP3』の「古いフォーマット排除」問題」 ( Wired Vision ) などという記事が出てます。 ( くどいようですが、 昨年 9月から判ってた 「問題」 です。 )
一般ユーザには、 特定の古いフォーマットが読めなくなるのは、 たしかに大問題です。
さらに、 会社組織などで Office を使ったアプリケーションを展開しているところなどでは、 他にも問題が起きる可能性があります。 ( その検証と対策のための時間として、 昨年 9月 19日から今月末までがあったということ。 )
影響が大きそうな変更点を、 ここにも挙げておきます。
・ 特定のファイル形式を開いたり保存したりできなくなりました。 ( Wired Vision の記事になったもの )
・ MAPI フォームは、 パブリック フォルダとユーザー フォルダで動作しません。
・ 特殊な COM コンポーネントが正常に機能しない場合があります。
・ Access アドインをすべてのユーザーが使用できるように構成できなくなりました。
・ 古い Excel ファイル形式の特定のマクロのセキュリティが強化されました。
※ 詳細はこちら → Office 2003 SP3 出ました。 ただし、 仕様変更も。
( 2008/01/08 追記 )
ITpro のニュース 『「Office 2003」用SP3で互換性が犠牲に』 では 「Microsoftは事前に警告を出しておいた方が親切だった。」 と、 なんだかなげやりな書き方。
SP3 公開時から、 ダウンロードページにも 「Office 2003 で、特定のファイル形式を開いたり保存したりできなくなりました。」 と書いてあったのに、 報道すべき IT 系ニュースサイトの全部 ( たぶん ) がスルーしてたことをお忘れなくw
それと、 再び読み込めるようにするには、 レジストリを操作しなきゃいけませんが、 レジストリエディタで操作させるのはさすがにヤバいということか、 1月4日付で MSKB のページ ( 現在は英語版のみ ) にレジストリファイル ( .reg ) が掲載されています。
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