適法マーク、 付いていないと不正サイト!?
共同通信のニュースから。
文化審議会著作権分科会は30日、著作権者の許諾なしに流通しているインターネット上の音楽や映画のダウンロード防止策として許諾を受けた正規サイトへの適法マーク導入などを検討することを了承した。
ネット利用者が不正サイトと気付かずにダウンロードするのを避けるのが狙い。
( …中略… )
分科会の下部機関として協議してきた私的録音録画小委員会が報告。
狙いからすると、 「適法マークが付いていないサイトは不正サイト ( の可能性が高い ) なので、 そこからは音楽や映画をダウンロードするな」 とでも啓蒙するつもりなのでしょうか。
※ 「適法マーク無し = 不正サイト」 と言わないと、 「ネット利用者が不正サイトと気付」 く助けにはなりません。 「マークが無くても適正なサイトがあります」 ということを強調したら、 「じゃぁ、 マーク無しのサイトの中から、 どうすれば不正サイトと気付けるのか?」 となり、 振り出しに戻ってしまいます。
その適法マークの信頼性をどのように担保しつつ、 適正に音楽や映画を流通させている全てのサイトにあまねく適法マークを与える手段は、 どうするつもりなのか、 ぜひとも聞いてみたいものです。
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