[ガンダム00 第1話] ぉお、 軌道エレベータだ!
こんどの Gundam は、 地上での争いだから、 宇宙での舞台装置はたいしてなかろーと思っていたら。
軌道エレベータですか~ (^^;
ちぃっとケーブルの太さがヘンだけど、 まぁそのくらいは、 気にしない気にしない… f(^^;
…って、 マテ。
静止衛星軌道上のステーション部が、 コレですかぁ~!?
# 上のとは別物ですが、 そんなことが問題じゃなくて… f(^^;
このステーション内では無重量状態のようでしたから、 静止軌道上にあるのは間違いなさそうです。 となると… カウンターウェイトが無ぁ~い!!
右の図は、 Wikipedia に掲載されていたものに、 赤字で注釈をいれたもの。
静止軌道から地上までのケーブルの重さに釣り合うだけのカウンターウェイト ( アンカーとも呼ぶ ) が、 地球と反対側 ( 図の上側 ) に必要です。 軌道ステーションとケーブルすべてを合わせた構造物の重心位置を静止衛星軌道に持ってくることで、 全体として静止衛星になってるわけです。 カウンターウェイトが無きゃ、 地上に落っこってしまいます(w
また、 軌道ステーションでのカウンターウェイト側のケーブルも、 地球側のケーブルとほぼ同じ太さが必要です。
というわけで。 Gundam 00 に出てくる軌道エレベータは、 カウンターウェイトの遠心力によるテンション ( 引っ張る力 ) で形を保ってるんじゃなくて。 ぢつは、 剛構造のタワーであるわけです f(^^;
# 高さ 3600万メートルの塔… いゃぁ、ハデなものを作りますなぁ f(^^;
さらに突っ込んどくと。
軌道ステーションは、 ふらふらと揺れ動きます。 止めようと思ったら、 常にジェットを噴かして位置の微調整をやり続ける必要があります。
アニメでは、 なんだか非常に弱そうな構造物が、 横方向に連なってますが… ムダにエネルギーを使って微調整しつづけてるのかな? f(^^;
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