UML 2.0 で MDA は、 まだムリだろう f(^^;
…っていう、 UML 2.0 に対する感想を持っています。
※ MDA (Model Driven Architecture)
UMLなどの標準モデリング技法を使ってアプリケーションの機能をモデル化し、さらにそのモデル情報を基にコードを自動生成する開発スタイルを指す。 ( 「@IT 情報マネジメント用語事典」 より。 )
現状では、 自動生成できるコードは、 ロジックのスケルトン止まりでしょう。
残りのコードは誰がどうやって書きますか? その仕様は? そのテストは?
同じような話が MSKK のサイトに載っていたので、 引用。
Visual Studio 2005 Team System のモデリング戦略と FAQ
UML がドキュメント以上のものの基盤に依然としてなれない理由がいくつかあることがわかりました。 UML 2.0 仕様では、 関連する準言語をさらに増やすことで、 標準を複雑にしています。 しかし、 現代のアプリケーション開発の重要な問題、 たとえばデータベースデザイン、 テスト、 配置、 サービス指向、 コンポーネント ベース開発、 ユーザーインターフェイス構築などを、 自然な方法で解決するには依然として至っていません。
将来的には、 きっと MDA のようなプログラミング方法になっていくとは思います。
機械語 → アセンブラ → 高級言語 という進歩は、 抽象度を上げていく試みだったと思います。 その延長線上に、 モデル記述によるプログラミングがあると思うのです。
が、 いまの UML2.0 のレベルでは、 まだまだ… f(^^;
# モデル記述によるプログラミングのさらにその先には、 自然言語 (しかも音声) によるプログラミング方法とかがきっと… f(^^;
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