準惑星じゃ、 惑星じゃない。
…矮惑星なら、 惑星だったのに。
# 1ヶ月以上前のネタですが… f(^^;
日本学術会議が 2007年4月9日に出した 「対外報告(第一報告):国際天文学連合における惑星の定義及び関連事項の取扱いについて」 で、 "dwarf planet" の訳語を 「準惑星」 にすると決めたとか。
「準~」 って、 「~じゃない」 っていうニュアンスなんだよね。
・準優勝は、 優勝じゃない。
・準急は、 急行じゃない。
・準硬式野球は、 硬式野球じゃない。
・準星 (クエーサー) は、 星 (恒星) じゃない。
・準衛星は、 衛星じゃない。
でも。 "dwarf ~" は 「小人のような~」 なんだよね。
それこそ天文用語で、 "dwarf star" (矮星) は、 星 (恒星) の仲間。
なにが言いたいかというと。
原語の "dwarf planet" (小人のような惑星) では惑星だったのに、 「準惑星」 って訳語にしちゃったので、 日本では惑星じゃなくなっちゃった、 と (w
# dwarf star を矮星と訳してるんだから、 矮惑星でいいじゃん、 と思うのだが。 asteroid ( 語源はギリシャ語の asteroeides ─星のようなもの─、 まぁ 「星モドキ」 ってとこ? ) を 「小惑星」 と訳しちまったのが、 ボタンの掛け違い? f(^^;
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