日韓歴史共同研究報告書
3年間かけて行われていた日韓歴史共同研究の報告書が、 6月10日に公開されました。 → http://www.jkcf.or.jp/history/index.html
古代史の部分を斜め読みしてみて思ったこと。 「これを『共同研究』というのか? これでは、 同じ教室で勝手に論文を書いていただけではないか? f(^^;」
結論が一致することは、 そう簡単にはありえないとは思っていました。 しかし、 せめて、 「資料に対する両国の解釈はこれこれ相違している。 それは、 それぞれの根拠がなにがしであるからである」 というような、 問題点を明確にしてくれるような報告書を期待したのですが。 日本と韓国で別々に論文を、 それも旧来のままの内容から半歩も踏み出していないようなものを掲載されるとは… orz
もし読んでみようと思った方は、 先に座談会記録を見たほうが面白いかも。 論文と違って、 それなりにやりあってるので、 相違点が分かりやすいと思います。
初出: 2005年06月11日
http://akari.kabe.co.jp/magsite/Content.modf?id=20050611232309
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