[ストライクウィッチーズ2 第6話] Rakete Verstärker! どんどんマニアックになっていくなぁ

第6話といえば、 サーニャ&エイラ ペアのお話と決まっていますw

今回は、 エイラちゃんがヤキモチを焼いたあげくに、 最後は成層圏でこうして抱き合ってハッピーエンド。 サーニャちゃんの方は軽く目を閉じちゃって、 なんだか待ってる風味なんですが…  f(^^;

第2期は、 この二人の関係だけじゃなくて、 ウィッチ側の装備もどんどんマニアックになって来てますねぇ。 第4話でジェットの試作機が出てきたと思ったら、 こんどは Rakete Verstärker (独語。英語だと rocket booster) ですか!

図の拡大。

ストライカーユニットと英語で書いてあるのに、 ロケットブースター側はドイツ語というのが、 なんとも連合軍らしい。 f(^^;

作中では、 プロペラ (?) では上昇できない成層圏まで上がるために、 上空で使用します。  使い終わったら、 投棄。
 
 
…って、 もうあとは帰るだけだから、 捨てなくてもいいじゃんw

こっちの世界でも、 第二次大戦中から航空機にロケットブースターは使われていました。 今回出てきたようなラバール・ノズルのやつだと、 有名なのは Ba 349 に使われた Schmidding 109-533 (左の画像、 赤く塗られている部分) あたりかな。 この機体自体は、 メインエンジンには液体ロケット (HWK 109-509) を使い、 4本の外付け固体ロケットブースターの推力と合わせて垂直離陸するという特殊なもので、 ほとんど実戦に参加することなく敗戦を迎えています。
実際には、 上記 Schmidding 533 を含めて多くの固体燃料ロケットブースターが製造され、 大型輸送機やグライダー、 あるいは爆撃機、 さらには低速域での加速が遅いジェット戦闘機 (4話に出てきた Me262 のことだ) にまで、 離陸補助用として使われました。 いずれも、 作中とは違って、 地上から離れるために使用してたんです。
※ 実際、 当時は Rakete Verstärker ではなく、 Startrakete (スタート・ロケット) とか Starthilferakete / Starthilfe Rakete (スタート援助ロケット) とか呼ばれていたらしい。

たとえば次は、 Rheinmetall-Borsig 109-502 (Ri 502) と、 それを装備した Me 262 が離陸する様子。

※ 出典: Dare40-45

※ 出典: Startraketen R Hs 293 und Hs 117, "Messerschmitt Me 262 mit Starthilfe-Raketen"

ちなみに、 ジェットエンジンにロケットブースターを組み付けたエンジン (BMW 003R) を搭載した Me 262 試作機 (C2-b) とかもあるけど、 それはまた別の機体。 また、 Me 262 も Ba 349 も、 燃焼し終わったブースターは切り離せる構造になっていました。

それと。 固体燃料ロケットブースターは、 燃焼を止めたり再点火したりできないけど、 魔導ロケットブースターの方は自在に出来るらしいので気にしないよーにw

ところで、 今回のサウナ。

おや、 テレビ愛知にしては湯気分少なめか… と思ったら。

…怪光線ががが!

さすが世界にその名を知られた Noir (暗黒の) Aichi TV であるw
# ま、 その学園黙示録 (by 今日もやられやく) に比べれば平和なもんだけど