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2009年9月23日 (水)

[シャングリ・ラ 第24話] けっきょく何も解決していないよね?

いや、 何も解決していないどころか、 アトラスを追い出された一千万人は野垂れ死ぬ運命? (--;

2クールの前半、 爆撃機をレンタルw してアトラスに殴り込みを掛けたあたりまでは、 面白かったんだけどなぁ。 世界観も新鮮だったのに。

その後、 お話が進まなくなったような気がしてたところへ、 クニ生み神話が出てきて、 だいじょうぶかいなと心配していたら…

國子 = 俾弥呼のクローン …ですとぉ!? (@@;
Shangrila24_01
Shangrila24_02
# クローンのくせに、 髪の色が違うのねw

そもそも俾弥呼が、 なんでアトラスを支える力を持ってるのよ!?
原作では神武だったらしいけど、 そっちのほうがよっぽどマシ。 神武なら現代の天皇家につながるからね。
自分的にはこれで完全にブチ壊し。 というわけで、 以下は古代史方面からの愚痴です f(^^;;;

國子と俾弥呼の会話を聞く限りでは、 俾弥呼がクニ生み神話の当事者だったらしい。
しかし、 前回も書いたけど、 クニ生み神話の時期と俾弥呼の時代は遠く離れてるから、 飛躍しすぎでしょう。 俾弥呼が、 じつはイザナミの生まれ変わりだったとかいう話でもあれば別だけど。

イザナギとイザナミのクニ生み神話には天の瓊矛という青銅器 (たぶん) が出てくるから、お話の成立は弥生時代になってからだろうけど、 その原型は、 お話に黒曜石の産地やそれで栄えた地域 ( 隠岐と出雲、 瀬戸内の姫島 ) が出てくるところから、 きっと縄文時代かそれ以前。

で、 アマテラスの名の下に実行された天孫降臨という名の筑紫侵略は、 弥生時代の前期末~中期に掛けて。 (この時期に、 筑紫の出土状況が一変する。 侵略を受けたためと考えられる。)
※ この時期は、 最新の研究では、 紀元前 4世紀頃。

その後数百年 (記紀によれば 580年) 経った一世紀前後の頃に、 神武の東征 (近畿への侵略)。 近畿に分家王朝を作ったわけだけど、 こちらが (その後の血筋はともかくとして) 今の近畿天皇家につながる王朝。

で、 残った本家である倭国のほうは、 西暦57年に中国から金印を授かったりして、 3世紀の俾弥呼のクニにつながっていく。
※ この本家 (倭国) は、 7世紀に断絶し、 日本国 (近畿王朝) に吸収される。 隋書俀国伝 大業四年(608年) 「此後遂絶 (この後、 ついに絶つ = 国交断絶)」、 旧唐書日本国伝 「日本舊小国、 併倭国之地 (日本はもとは小国であったが、 倭国の地を併合して大きくなった)」
※ 「邪馬台国東遷説」 とか 「
邪馬台国=近畿王朝説」 とかに立ってみても、 クニ生み神話と俾弥呼が同時代って話は許容しがたいはず。 遅くとも金印の西暦57年にはクニ生みと天孫降臨は終わっているし、  俾弥呼は 3世紀だというのも動かせないから。

ということで、 アトラスという新しいクニを支えるなら、 イザナギ・イザナミだとかせいぜいアマテラスあたりを引っ張り出すべきじゃなかったか? せめて原作のように神武にしとくべきだったかと。

う~ん…
最初から 「アトラスを俾弥呼が支えてる」 って話が出てればねぇ、 まだ割り切って楽しめたかもしれないけれど。 最後の謎解きの場面で、 こんなワケワカラン話 (俾弥呼 = クニ生み神話の当事者) を出されても、 どうにもついていけません orz

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