冥王計画ゼオライマーΩ

単行本の 1巻が出ました。

これは、 一昨年ようやく完結した 「冥王計画ゼオライマー」 ( 著: ちみもりを = 高屋良樹 ) の続編です。
「原作者である ちみもりを はシナリオだけでなくメカニックデザインを担当の上、 絵コンテから作画にいたるまでを徹底監修」 ( comic リュウの紹介ページより ) のもと、 作画はワタリユウが担当となってます。

元祖のときとは逆で、 こんどはマサキが先に 「覚醒」 していて、 ミクはまだ 「覚醒」 していません。 また、 作品に流れる空気も ( いまのところは ) 明るい雰囲気です。
おかげで、 ミクちゃんが可愛いだけの、 守られるべき女の子になっちゃってます。 ( …いまのところは f(^^; )
そのあたりは、 ミクが 「覚醒」 する 2巻以降に期待。
# なんせ、 ミクちゃんが覚醒しないと、 ゼオライマーに変形できないわけで。 いーかげん 2巻くらいでゼオライマーが出てくれんと…
## 松本零士版ダンガードA みたいに、 最終回まで出てこなかったって例も無いわけじゃないけどさ f(^^;

ところで。 作画的に不思議なのは、 『新しいゼオライマーは、はいてない』 と言われちゃうほど、 鉄壁の制服スカート。
転倒しようが、 触手に絡みつかれて吊り下げられようが、 下から見上げようが、 シートに固定されたままで機体が逆さ吊りにされようが、 学校の制服姿のときには、 絶対にパンツが見えません。


※ 1巻 p.64 より。 "Xダイバー" へ搭乗するシーン。

※ 1巻 p.97 より。 戦闘中に逆さ吊りにされた "Xダイバー" のコクピット内。

それでいて、 表紙ですっぽんぽんになってますけど、 作中でも入浴シーンとかでは平気で全裸をさらしてるし、 着替えるときのパンツ ( これはミクちゃんの妹だったけど ) も OK。

これはもう、 はなから地上波でのアニメ放映を狙っているとしか (w
# そもそも、 このΩ自体、 前世紀末にアニメ用として起こした企画がもとだそうですし。

ちなみに、 1988年に平野俊弘監督で OVA が制作されてますが、 これはまったく別の物語です。 ( 昨年、 BD で再刊されてます。 )