カテゴリー「古代史 ( 東日流外三郡誌 )」の4件の記事

2007年9月17日 (月)

「進化論」 の進化

科学の新理論なんてものは、 一人の天才がまったくの無から全てを生み出す、 なんてことは滅多にあるもんじゃありません。
たいがいは、 先行する研究がたくさんあって、 その積み重ねの中から生まれてくるもんです。
…っていう、 科学史を少しでもかじってみれば明白なことが、 まるで知られていない向きもあるようで。

たとえば進化論。
チャールズ・ダーウィンが 「種の起源」 を出版するまでは、 「進化論」 ( Theory of evolution ) のような考え方はこの世に無かったのか?
上城誠氏の論考  『「進化論」 をめぐって』 ( 新・古代学 第1集 1995年 新泉社 ) を主な情報源として、 年表形式にまとめてみました。

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2007年8月29日 (水)

東日流外三郡誌 寛政原本の画像

ミネルヴァ書房刊 「なかった 真実の歴史学 第3号(ISBN13: 978-4-623-04913-4) に、 昨秋発見されたという東日流外三郡誌の寛政原本の写真、 それと、 大正の頃とされる写本と、 昭和38年とされる写本の写真が載っています。

筆跡を見ることにはド素人の ( もちろん筆跡鑑定なんぞ出来る筈はない ) 私の眼には、 4つとも別人が書いたように見えます。

ちなみに、 昭和38年写本は和田喜八郎氏の筆跡とのこと。
また、 喜八郎氏の娘さんの筆跡が 「『新・古代学』 古田武彦とともに 第1集 ( 1995年 新泉社 )  に掲載されています。

「なかった 真実の歴史学 第3号」 口絵2 『「東日流内三郡誌 安部小太郎康季 秋田孝季編」 (寛政原本)』 「なかった 真実の歴史学 第3号」 口絵4 『「寛政五年七月 東日流外三郡誌 二百十巻 飯積邑 和田長三郎」 (寛政原本)』 「なかった 真実の歴史学 第3号」 p.15 上『「東日流外三郡誌 三百六十二巻」 (明治写本 - 大正期)』、 下『和田喜八郎写 「東日流外三郡誌」 (昭和38年)』

※ 左から順に、
1. 「なかった 真実の歴史学 第3号」 口絵2 『「東日流内三郡誌 安部小太郎康季 秋田孝季編」 (寛政原本)』
2. 「なかった 真実の歴史学 第3号」 口絵4 『「寛政五年七月 東日流外三郡誌 二百十巻 飯積邑 和田長三郎」 (寛政原本)』
3. 「なかった 真実の歴史学 第3号」 p.15 上『「東日流外三郡誌 三百六十二巻」 (明治写本 - 大正期)』、 下『和田喜八郎写 「東日流外三郡誌」 (昭和38年)』

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2007年8月21日 (火)

光瀬龍 「歴史そぞろ歩き」

光瀬 龍 の著作に 「歴史そぞろ歩き」 (1989年8月発行) というのがあるんだそうです。
多少 SF を読む私ですが、 光瀬氏の歴史ものは 「夕ばえ作戦」 あたりを齧っただけで、 この本はまるで知りませんでした。

ブログ 「孤独な散歩者の妄想」  の 「 『光瀬 龍の 「東日流外三郡誌」 考』 から」 より。

その中に、 『「東日流外三郡誌」 考』 が、 書き下ろしで、 文庫頁約35頁 (p259~p294)で巻末に掲載されている。

光瀬 龍は、 先年八十四歳で亡くなった自分の母親が、 生前しばしば 「東北に長髄彦が来でたつこと、 おらだ聞かされてたもんだ」 と言っていたと書き、 光瀬の郷里の岩手県南部の前沢地方では、 「聞かされてたもんだ」 は、 「教えられていた」 に非常に近い。 と記述している。
そして、 《東日流外三郡誌》 に書かれている事を母親が、 知っていたのを不思議としていて、 生前に詳しく聞いておかなかった事を悔やまれるとしている。

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万葉集の歌に防人は出てこない

ミネルヴァ書房刊 「なかった 真実の歴史学 第三号」 (ISBN13: 978-4-623-04913-4) に掲載されている、 上城誠氏の論考 『「万葉集」 防人歌を問う』 を読んで。

上城氏は万葉集を調査して、 次のようなことが分かったそうです。
・歌の中に 「防人」 という表記は出てこない。
・「さきもり」 と読める表記は、 「佐岐毛利」 などとなっている。
・「さきもり」 は 「崎守」 であろう。
・他に 「嶋守」・「山守」 が、 歌に出てくる。
・「防人」 という職制の中に、 「崎守」・「島守」・「山守」 という役職があったと考えられる。

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