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2010年5月10日 (月)

[電子書籍] "Google Editions": グーグルも今夏、いよいよ電子書籍販売に参戦

グーグルが Google Book Search で著作権者とトラブルを起こしたことは、 記憶に新しいかと。 電子書籍に参入するのはいいけれど、 それが足を引っ張ることになりはしないかと少し心配していたのですが、 少なくともアメリカでは杞憂だったようです。

東京新聞: ほぼ全社がグーグル電子書籍承認 印刷本から急速シフト ( ⇒ Web 魚拓 )
2010年5月10日 09時49分

 参加を決めた出版社などが扱う書籍数は200万点に達する。 グーグルは6月下旬にもネットを通じた電子書籍の販売を始める計画だが、 著作権が切れた書籍も含めると取り扱う書籍数は400万点に上り、 世界最大の「バーチャル(仮想)書店」が誕生する。

 大手から中小まで出版社の足並みがそろったことで、 米国の書籍は今後、 ほぼ例外なく電子化の対象となる。 印刷本からデジタル本へのシフトが急速に進むことになる

これからの米国の書籍はほぼ例外なく電子化される、 ってのはすごいですね。 変わり身が早いというか。

この電子書籍ストアは "Google Editions" という名前だそうです。 グーグル ブック検索との関係が、 いまいちよくわかりません。

ITmedia エンタープライズ: Google、「Google Editions」で電子書籍販売に参入2010/05/06 15:10

 Google Editions の開設時期について「今年半ば」という見通しを示したクランシー氏によると、 Google Editions ではパブリッシャーが書籍の価格を設定し、 ユーザーは Google ブック検索で書籍を検索してから購入することができる。

 さらに Google は、 書店でも電子書籍を販売し、 収益の大半を書店が確保できるようにする計画だ。

書店での販売… どうやるんでしょう?
書店提供の無線 LAN 経由で買うと、 その書店の売り上げになるとか? ( → http://twitter.com/biac_ac/status/12181566035 )

さて、 実現が見えてくると気になるのは DRM ですね。
20100510_googleeditions01 すでに "Google Editions Program Policies" が公開されていて、 今日現在の情報では Google Editions は Adobe の ACS4 を使う予定となっています。 ACS4 の対象に出来るのは EPUB と PDF で、 また当面は受け入れるのもこの 2つのフォーマットだけ (将来は多くのフォーマットの受け入れが表明されています)。 また、 DRM の下でコピーや印刷を許可するかどうかは、 出版側に決定権があるそうです。

なお、 ACS4 付き EPUB は、 昨年から Sony Reader も対応しており、 おそらく互換性があるのではないかと想像しています。

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