« MSDN ライブラリに VS2010 のドキュメントが公開されている | トップページ | Microsoft Money 販売終了 »

2009年6月11日 (木)

[本] ソフトウェア見積りのすべて 第2版

《Amazon》 ソフトウェア見積りのすべて 第2版 ―現実に即した規模・品質・工数・工期の予測―「ソフトウェア見積りのすべて 第2版 ―現実に即した規模・品質・工数・工期の予測―」 ( Capers Jones 著 )、 7月 9日発行予定だそうです。

第1版の翻訳は 2001年に出版されまして、 私もだいぶお世話になりました。 私が 「計測と見積り」 「計測無くして見積り無し」 などとペアで言うようになったのは、 この本の影響です。

掲載されているデータが 1990年代のもので、 ちょっと古いのが気になっていたんですが、 第2版ではきっと新しいデータになっていると期待しています。 ( 原著は 2007年 4月発行 )
Agile なプロジェクトの見積りも扱ってくれると嬉しいんですけど… 著者はあまり Agile を好意的には見ていないようなので、 それは望み薄かな。
※ 著者が悪いというのではなくて、 海の向こうでもカタチだけ Agile をやって失敗する例が多いようなので、 データを集める側としては扱いにくいんだろうなぁ、 と勝手に想像してます。

著者の SPR 社では、 見積り支援ソフト KnowledgePLAN の開発をしてきており、 そのノウハウがこの本 ( 私が読んだのは第1版ですが ) に盛り込まれています。 実際のところは、 KnowledgePLAN の真髄までは書かれていない、 とは思いますけどね。
それでも、 よりよい見積りのためには根気良く緻密にプロジェクトのデータを計測し続けなければいけない、 ということは良く分かります。 ( それは逆に言うと、 日本では見積り支援ソフトが売れていない理由でもあるでしょう。 )
そして、 掲載されている豊富なデータは、 そのまま日本に適用してはいけないのでしょうが、 きっと役に立つと思います。

もっとも、 答だけを欲している人、 つまり、 本に書いてある通りに作業をすれば正確な見積りができる、 ということを期待している人には、 まったくお勧めできません。 そのような人には、 代わりにこの言葉を… 「 ( 見積りにも ) 銀の弾はない 」

|

« MSDN ライブラリに VS2010 のドキュメントが公開されている | トップページ | Microsoft Money 販売終了 »

プログラミング」カテゴリの記事

-プログラミング ( 開発プロセス )」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209349/45306878

この記事へのトラックバック一覧です: [本] ソフトウェア見積りのすべて 第2版:

« MSDN ライブラリに VS2010 のドキュメントが公開されている | トップページ | Microsoft Money 販売終了 »