…第1話だけでは、 まだ判断できませんけど。 特定の範囲で特定の元素だけが消失し、 次元の壁の向こうにあるもうひとつの地球 「ネガアース」 に流れ込んでいる、 という現象をただの小道具として使うか、 あるいは、 物語の中でこの謎の現象にきちんと向き合うか、 で決まってくると思います。
このアニメの目的は、 はっきりしています。 主に子供たちに、 いろいろな元素のことを知ってもらおうという、 いかにも NHK らしいものです。 こういうアニメが出てくることには、 おおいに賛成なんですが… ちゃんとした SF アニメになってほしいなぁ。
原案: 伊藤和典、 SF設定: 金子隆一 と、 おもしろい SF 作品になりえる人は付いています。 あとは、 監督・脚本・作画といった面々に、 SF 考証を受け入れる素養、 SF マインドといったものがあるかどうか、 でしょうね。
※ 金子氏は 「恐竜惑星」 や 「ナノセイバー」 を手がけた人です。 1998年に氏はインタビューに答えて、 ブルーノアが SF になりえなかった理由を話しています。 ⇒ ( 元は so-net に掲載 ) 「SF設定という仕事 ~金子隆一&小林伸光インタビュー~」
それと、 演出や作画がいまいちな感じがしてしまいます。 脚本以降は、 海外に丸投げしてるみたいだからそのせいなのかなぁ。
キャラデザのレベルだとこうなのに。 ( NHK のサイトより )
それなりに作画に力が入ってるはずの OP で、 こんな感じ。
ヒロインのキアラちゃん ( CV: 榎本温子 ) なんて…
普段着だとケモノ耳にシッポ付きなのに~。 ユニフォームになると可愛さのカケラも無くなっちゃう (;;
※ 公式サイトによれば、 第1話は 7月 11日 (土) 16:35 から、 教育テレビで再放送されるそうです。
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